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投資徒然草 12月12日 セガサミーの投資家向説明会 [株]

 12月9日 セガサミーホールディングスの個人投資家向け会社説明会で里見会長兼社長の話を聞いてきた。オーナー経営者らしく自信に満ちた説明であった。
 「世界№1の総合エンタティンメント企業」を目指すことを熱く語っていたが、具体的に目標としている企業の名前がでてこなかったのは残念であった。恐らくディズニーだと思うが…?

 個人的に注目していたことに対する発言を列記してみる。
あくまでも私の個人的な受け止め方であることを断っておきたい。

1.パチスロ機
  パチスロ機市場の縮小を想定しているような感じを受けた。
  店舗が1万店位まで減少する可能性も考えているようである。
  5号機の入替も100万台以上のポテンシャルと見てるようである。
  スパイダーマンは既に3万台の注文がある。
2.パチンコ機
  パチンコ機は苦戦しているようである。
  開発体制を見直しているようである。
3.カジノ
  米国機関投資家(外国人持株比率35%)の関心が高い。
  関心が高い理由は利益率が高いからである。
  積極的に取組んで行くようである。
  横浜の取得土地にカジノ施設をとの考えもあるようである。

 私が特に注目したのはカジノについて、以前より肯定的な発言が多くなってきたことである。以前は騒ぐほど大きな市場でないとを言っていたように記憶しているが、総合エンタティンメント企業になる為には、カジノが必要不可欠であると思考を転換したように思えた。
 背景には、ライバルであったアルゼが米国のカジノへの投資で成功していることや社会的ステータスが高いエンタティンメントへ事業を転換していきたい野望があるのではと見ている。

 持株を増やそうと検討中だが、当面の業績を左右するパチスロ5号機の販売動向を確認してからでも遅くないと思う。長期保有になるだろう。


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