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投資徒然草 12月13日 天に唾した?KDDI [株]

 世間を騒がせたソフトバンクの「通話0円、メール0円」とした広告表示で、KDDIが公正取引委員会に申告書提出していた問題の結論が出た。結果はソフトバンクに「警告」、ドコモ、KDDIに「注意」と予想されたように喧嘩両成敗となった。

警告や注意の内容は以下である。
ソフトバンク
 「通話0円、メール0円」とした広告表示。午後9時から翌日午前零時台までの無料通話時間に制限があることなどの条件の表示が小さく、消費者に誤解を与える恐れがあると警告。
KDDI
 無料通話分の「無期限繰り越し」の表示が対象。実際は余った通話分を繰り越せる額に上限を設けており、その条件表示が小さかった。また基本使用料が半額になるとした「MY割」について、実際に半額になるのは契約から11年目なうえ、その表示も小さいと指摘。
ドコモ
 中学生以下と60歳以上を対象にした「ファミ割りワイド」を問題視。1カ月の基本使用料が1575円と表示しているが、契約した月の使用料に限れば、手数料などを含めると2000円を超えることを注意。

 ソフトバンクの広告が酷いのは言うまでもないが、KDDIも自分のところを棚に上げて「お上」に頼った姿勢を問われるだろう。私もauを利用しているので、カタログやパンフレットを読み直してみたところ、文字の大小の違いこそあれ不利なところが小さな文字なのは同じであった。しかも、それを何年も前からやっていた訳である。KDDIはMNPでは勝組のようだが、このような姿勢ではいつかは負組に転落するするだろう。「お上」を頼るような企業に未来はないというのが私の考えである。

 保険や投資信託なども同じように虫眼鏡がないと読めないような文字で注意事項などを書いてある。公正取引委員会はこれらにもメスを入れてもらいたいものである。これからは不利な条件ほど通常の文字サイズ以上で最初のページに記載するような企業を評価し投資しようと思う。


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