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投資徒然草 12月14日 株式評論家 植木靖男氏の講演 [株]

 人気株式評論家の植木靖男氏の講演を聞いた。さすがに人気評論家らしく話も上手いし、先々の明るい展望を論理的に説明し投資家に夢を与えるのが上手いと思った。

 2003年4月(日経平均 安値7607円)を基点とした第3次上昇波は2026年のピークまで続き、2022年から2024年の間はバブルが発生し、株価は2倍あるいは3~5倍になるだろうと簡単な図を描いて説明していた。戦前のデータも含めて過去のデータを分析・研究した上での結論だそうだ。
 まあ、見てきたようなことを言っているが、明るい未来を語る評論家のほうが人気があるから、しょうがないかなーと思いながら聞いていた。2026年は1938年生まれの植木氏が88歳(米寿)になる末広がりで縁起のいい年でもある。この年に第3次波動のピークを付けるとはでき過ぎ、語呂合わじゃないと思いながらも、この調子のいい話を信じて泣いた投資家がたくさんいたのだろうと思わずにはいられなかった。

 私はヘソ曲がりなので、株式評論家と称している人たちの話は斜に構えて聞くようにしている。いつも不思議に思うのは、株には売と買があるのに売を推奨する評論家がいないことである。売を推奨すれば企業との関係悪化などシガラミがあるからだろう。つまり投資家の立場に立っているのではなく、株式を発行している企業側に立っているのである。そういうことで、株式評論家の話は株式漫談と思って聞いたほうが無難であろう。

 株式漫談と思えば、今回の植木氏の話は「上級漫談」になるだろう。(笑)

 

そう言えば、今日は会社四季報新春号の発売日ですね!


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