京王杯スプリングＣ 予想

　マイネルスケルツィがスピードの違いでハナに立つだろうが、フサイチリシャール、オレハマッテルゼなども差なく追いかけるので、緩みのない平均以上のペースになりそうだ。推定タイムは１分２１秒前後と見る。

昨年の上位馬オレハマッテルゼ、インセンティヴガイ、ネイティヴハートは年を重ねて衰え、世代交代の波が押寄せていると見ているので、活きのいい４,５歳馬中心の予想をしたい。

４歳馬の中ではフサイチリシャールとマイネルスケルツィが格上だが、フサイチリシャールはドバイ遠征後の一戦では体調面が？で、乗り慣れたユーイチでないのも減点なので、実力は認めつつも今回は連下としたい。マイネルスケルツィだがオープンでは府中コースで酷い負け方をしているのを見るとコースがあっていないと判断しているので見送りでいいだろう。

本命はユーイチのエイシンドーバーにする。１８戦１２連対の堅実な成績と千四の実績を評価した。前走こそ出遅れて凡走したが、重賞で連に絡む追っての渋太さは府中コースに向いていると見ている。ユーイチのことだから、先行集団の後のインでじっとしていて、直線インから馬場の中程に持ち出して追込んでくるのではないだろうか。阪急杯で同着だったプリサイスマシーンあたりには、今度は負けないだろうと思う。

対抗と単穴は４歳馬にしたい。中でも府中の千四がピッタリのアポロノサトリを対抗にする。シンジならコジーン産駒特有の切味を上手く引き出してくれるに違いない。

単穴にはカツハルのブラックパースピンを取りたい。この馬も府中の千四で結果を出しているので、そろそろ重賞でも一発があっても不思議でないと見ている。前走の東京新聞杯では人気になり凡走したが、使い詰めの影響もあったのだろう。リフレッシュした今回こそが狙い目だろう。

その他では、やはり実績からプリサイスマシーンだろう。先行して一瞬の鋭い脚が身上なので、府中コースに向いていると思えないが、それでも５歳時に毎日王冠でテレグノシスの４着があるので軽視できないだろう。ただ、昨年秋から使い詰めなので、そろそろ疲労の蓄積がピークになる時期なので意外な凡走の可能性もあると見て連下の評価とする。

まとめると

　　　◎　エイシンドーバー
　　　○　アポロノサトリ
　　　▲　ブラックパースピン
　　　△　フサイチリシャール
　　　△　プリサイスマシーン

馬券は◎を軸にした馬連を中心に考えたい。