ヴィクトリアマイル 回顧 [競馬]
-----------------------------------------------------------
レース結果 天候;晴 馬場;良
-----------------------------------------------------------
1 △ コイウタ 1:32.5 3F 34.3
2 アサヒライジング 1/2
3 デアリングハート ハナ
4 キストゥへヴン 1 1/4
5 ジョリーダンス アタマ
-----------------------------------------------------------
馬券 予想するのがイヤになりました…!!
-----------------------------------------------------------
終ってみれば、1着から8着までサンデーサイレンスとのその子供たちの産駒が占めた。先週のNHKマイルとは全く異なるレース結果となった。
予想通りヨシトミのアサヒライジングがハナに立ち、ブルーメンブラッド、キストゥヘヴン、フサイチパンドラが続いた。直後に勝ったコイウタ、デアリングハート、ディアデラノビア、中団にアドマイヤキッス、スイープトウショウ、出の悪かったカワカミプリセンスが位置した。
アサヒライジングのラップは3ハロン34.8、4ハロン46.6でお決まりのスローな流れ。ヨシトミの絶妙なペース配分で、アサヒライジングは4コーナーをインを空けて回ったときは、後続を3馬身ほど引離して直線に入った。まず、キストゥヘヴンが2番手に上がるが、残り二百で直線インに進路をとったコイウタがアサヒに並ぶ。外からシンジのデアリングハートが迫ってくる。粘るアサヒを半馬身ほど突き放したコイウタが先頭でゴール。アサヒはデアリングハートの急追をハナ差退けて2着に。
人気のスイープトウショウとカワカミプリンセスは中団のままで、いいところなく馬群に沈んだ。期待したディアデラノビアは直線コイウタの後からインを突いて伸びてきたが、ゴール前では脚が鈍り後続にも差され6着、アドマイヤキッスも中団からそこそこの脚で伸びるが上位を捉えるほどの勢いがなく7着とどちらも煮え切らないレースとなった。
コイウタはフジキセキ産駒としては芝で初のGⅠ馬となった。前走のダービー卿でのレースに見所があり、ヴィクトリアマイルでも期待できると書いたが、まさかこうも鮮やかに勝ってしまうとは予想外であった。マサミも初のGⅠだが、この若手は今や関東でもノリと2枚看板と言ってもいいほどのジョッキーに成長した。このブログでも度々取上げ評価してきた騎手なので、個人的にも非常に嬉しい。
アサヒライジングは休み明け二走のレース振りに精彩がなく終ったかなと見ていたが、血統の裏づけのある晩成型なので息の長い活躍ができそうだ。距離ももう少し長くても問題ないと思うので、思い切って宝塚に挑戦して貰いたい。
デアリングハートはパドックを見たとき良い感じだったので、気配不足のフサイチパンドラを切り、この馬を▲にして馬券を買ったが、睨んだ通り好走した。先行して粘る得意のパターンに持ち込んだが、如何せん切れる脚が一瞬なのでGⅠではちょっと足りないようだ。
カワカミプリンセスは今回は危ないと見ていたが、パドックを見たとき馬体がガレているように見えたので、馬群に沈む可能性が高いと確信した。それにしても酷い負け方で、先行きが思いやられる。
スイープトウショウはパドックではよく見えたが、例によってゲートではダダをこねたものの、割とスムーズにゲートインしたので期待したが、直線伸びなかった。休み明けを劇走した後の二走ボケだと思うのだが…。宝塚に出てくれば穴として狙いたい馬だ。
期待したディアデラノビアは展開が向かなかったようだ。それにしてもジョリーダンスにゴール前差されているようでは、今後にあまり期待はできないと思う。
アドマイヤキッスはGⅠでは底力不足と言うことだろう。
話は替わるが、日曜の府中は10、11、12レースが3連単全て百万馬券と大荒れだった。立役者はマサミとフジキセキだろう。10レースでフジキセキ産駒が勝ち、マサミの馬が3着、11レースはマサミが乗るフジキセキ産駒が勝つという因縁めいたものがあった。
コメント 0