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京王杯スプリングC 回顧 [競馬]

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レース結果              天候;晴    馬場;良
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1 ◎ エイシンドーバー    1:20.0   3F 34.7
2    シンボリエスケープ    クビ
3    オレハマッテルゼ     クビ
4    マイネルスケルツィ    クビ
5 △ フサイチリシャール    4
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馬券 6、7歳のベテランにやられました…
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 ハナを切ったのは予想通りマイネルスケルツィで、2番手にはプリサイスマシン、3番手にはオレハマッテルゼ、ブラックパースピン、フサイチリシャールが続き、その後にエイシンドーバー。中団にシンボリエスケープ、スタートで注文がついたアポロノサトリは後方から。

マイネルスケルツィのペースは3ハロン34.1、4ハロン45.3で千通過が55.8のハイラップ。後続を3馬身ほど引離して直線に出てくるマイネルスケルツィを残り4百を切ったところで、オレハマッテルゼが馬群から抜出し追いかける。残り2百を切ると、インで溜めていたエイシンドーバーが、直線馬場の中程に持ち出し追込んできた。更にその外からシンボリエスケープが襲い掛かってくる。
ゴール前は逃げるマイネルスケルツィにオレハマッテルゼ、エイシンドーバー、シンボリエスケープの3頭が激しく迫り、僅かにエイシンドーバーがクビ差前に出てゴール。続いてシンボリエスケープ、オレハマッテルゼが入線し、逃げたマイネルは4着。
走破タイムは1分20秒0のレコードで、中間3回ほど散水した馬場のことを考えると、予想外のタイムである。

ユーイチが理想的な騎乗をした。道中、先団グループにいたが、一旦中団に下げてインでジッとして、直線で外に持ち出して追出すという無駄のない手綱捌きであった。これで堂々と安田記念に向うことになるが、今日のような競馬ができれば安田でも期待していいだろう。ミスプロ系であるが父はアメリカ3冠で活躍した馬なので距離延長は何ら問題なく、むしろマイルのほうが合っているだろう。

シンボリエスケープには驚いたが、この馬も府中巧者であることを忘れていた。新潟での平坦巧者イメージが強く残っていたのが予想の邪魔をしてしまった。安田記念はさすがに距離が長いだろう。

3着のオレハマッテルゼは完全に復調していた。昨年秋以降、夏負けで体調を崩したのが尾を引いていたが、復調すればGⅠ馬であるからこれくらい走って当然だろう。ただ、今日の展開であれば楽勝してもおかしくないはずで、やはり全盛期に比べて衰えたと見ていいだろう。

マイネルスケルツィもハイペースの逃げをゴール前までよく粘ったが、やはり府中の直線は長く、この馬には向いていないような気もする。左回りも心配ないこともわかったので、安田記念は兎も角として新潟の関屋記念に出てくれば確勝できるだろう。

プリサイスマシーンはやはり府中コースでは脚質が合わないようだ。マサミでなくアンカツが騎乗すれば少し違った結果になったかも知れないが、それでも直線の失速振りを見ると勝つまでは無理かなと思う。馬自身も使い詰めで目に見えない疲労が蓄積されているのではないかと思うのだが…。

 


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