目黒記念 回顧 [競馬]
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レース結果 天候;晴 馬場;良
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1 ◎ ポップロック 2:31.4 3F 35.4
2 ココナッツパンチ クビ
3 アドマイヤフジ 1 1/2
4 ▲ アドマイヤモナーク 2 1/2
5 ゴーウィズウィンド 1
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馬券 勝負勘が鈍っているなぁ-
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絶好のスタートを決めたのはアドマイヤフジだったが、アドバンテージがこれを押えてハナに立った。ポップロックは4,5番手で、その後にココナッツパンチ、中団にトウカイトリック。向う正面に入ると出遅れたメイショウオウテが掛かったのか外目を上がって行き2番手に、3コーナーからはゴーウィズウィンドが上がって行き先頭のアドバンテージに並びかける。
直線に入り、残り4百でアドマイヤフジが先頭に立ち逃込みを図るが、外からココナッツパンチがいい脚で伸びてくる。残り二百でユタカのポップロックがインから伸びて抜けてくる。内のポップロックと外のココナッツパンチの争いになったがクビ差押えてポップロックが1着で入線。約1馬身半送れてアドマイヤフジが3着に入った。
トウカイトリックは中団から伸びず馬群に沈んだ。
着差こそクビであるがトップハンディのポップロックの圧勝であった。インでジッとして脚を溜めて狭いところを抜けてきた脚は、さすが有馬記念2着馬の底力である。目黒記念を連覇し残るはGⅠタイトルで、宝塚記念での活躍が楽しみになってきた。
ココナッツパンチは賞金が足りずダービーに出走できなかった鬱憤をここで晴らしたわけだが、外から伸びて差し切る勢いの3ハロン34.3の脚でも届かなかったところに甘さが見えた。これで賞金も加算できたので、夏場休養しゆったりしたローテーションで菊花賞に駒を進めて貰いたい。
アドマイヤフジも放牧明けでようやく復調してきたようだ。ただ、直線先頭に立つも末脚は3ハロン35.2で鈍く、後の馬の凡走にによる恵まれた3着である。これがこの馬の能力なのかも知れないが、このままでは重賞を勝つのは難しいと思うのだが…。
トウカイトリックは懸念していたような結果になってしまった。宝塚記念は回避して放牧で立て直して秋に備えたほうが良いと思うのだが…。
期待したアドバンテージにはキツイ競馬であった。スタートではアドマイヤフジに機先を制せられ、向正面からはメイショウオウテに突っつかれ、3コーナーからゴーウィズウィンドに競りかけられと、次から次へと脅かされたのではたまった物ではない。血統からも晩成型でこれからまだまだ伸びると思われるので長い目で見ていきたい馬である。順調に行けば今年のステイヤーズステークスはこの馬でいいのではと見ているのだが…。
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