神戸新聞杯 回顧

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レース結果     　　　　　　　　        天候；晴　　　馬場；良
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        １　○　ドリームジャーニー　　　2:24.7　　　 3F 35.4
        ２　　　アサクサキングス　　　　 １／２
        ３　◎　ヴィクトリー　　　　　　　   ２
        ４　　　ホクトスルタン　　　　　   １ 1/4
        ５　　　トーセンマーチ　　　　　  １ 1/2
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馬券　外しました。まぁ、菊でキッチリと…？
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  上位７着までホクトスルタン以外はダービー組で占められた。
逃げたのはゴールドキリシマでホクトスルタン、アサクサキングス、ヴィクトリーが続き、フサイチホウオーは中団の後目で後方からヒラボクロイヤル、殿にドリームジャーニーの並びとなった。
ゴールドキリシマのペースは３ハロン35.5、１０００ｍ通過が58.8と予想以上のハイラップを刻んで、３コーナーにかかるところで２番手を３馬身以上引離して逃げた。
３,４コーナー中間辺りから２番手以下後続が差を詰め、直線に向くとホクトスルタンとアサクサキングスが並んで先頭に立ち、ヴィクトリーがその後を追う。直線中程でアサクサキングスがホクトスルタンを振切り先頭に立つが、４コーナー大外を回したドリームジャーニーが鋭い脚で迫りあっという間に交わして半馬身程出たところがゴール。
３着には粘るホクトスルタンを交わしたヴィクトリーが入る。フサイチホウオーは３,４コーナーいい感じで上がってきたが、直線は全然伸びがなく１２着と予想外の惨敗であった。

  前半の１２００ｍが１分１１秒３、後半の１２００ｍが１分１３秒４と勝ったドリームジャーニーに展開が向いたレースであったと思う。血統からも秋になればと期待していたが、期待通りの成長を見せてくれた。菊の３０００ｍが向いているとは思えないが、今の調子を維持すればそこそこに来るのではと見ている。トライアルを鮮やかに差し切った時、本番でのユタカは意外と連を外すことが多いのだが…。

  アサクサキングスはインフルエンザの影響で帰厩が遅れ仕上がり一歩と見ていたが、関係者が上手く態勢を整えたようだ。仕上がっていればこれくらい走って当然の馬であるが、菊ではマークがキツクなるので、今日のような楽なレースはできないだろう。

  本命のヴィクトリーは前半少し掛かり気味で、コーセイがインに入れ慎重に乗っていたこともあり、私には何か窮屈な騎乗のように見えた。それでも折合いつけて４、５番手でレースを進められたのは本番に向けて大きな成果である。コーセイが手の内に入れたようなので、デルタブルースの菊花賞のように捲る形に持ち込めば二つ目のタイトルも夢ではないと思う。

  フサイチホウオーは早熟な母系に不安があると予想で指摘したが、まさかこれ程の負け方をするとは予想もできなかった。仕上がりには何の問題もなかったようなので、考えられるのは母系が強く出ているので早熟でマイラー色が濃いのかもしれない。ダービーと今日のレースから菊に向うのは止めたほうがいいと思うのだが…。

  ダービー組以外ではホクトスルタンがメジロマックイーンの仔らしく長距離適性を示した。晩成型でこれから更なる成長が期待できるので菊でも楽しみな馬になってきた。ただ、獲得賞金が１５００万円なので、ゲートイン出来ない可能性もある。
これを叩いて変わってきそうなのは一瞬いい脚を見せたもののゴール前で垂れたヒラボクロイヤルだろう。

  東西のトライアルが終ってみれば、ダービー組を中心とした春の実績馬が菊でも中心になりそうだ。
このレースの上位馬とと関東勢のロックドゥカンブ、ゴールデンダリア、変わり身が期待できるサンツェッペリンの３頭の争いに絞られたような気がするが、いかにもトライアルらしい競馬をしたと私には見えるコーセイのヴィクトリーが勝つような気がしているのだが…？