オールカマー 回顧

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レース結果     　　　　　　　        天候；曇　　　馬場；良
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　　　　１　◎　マツリダゴッホ　　　　2:12.5　　　　3F 35.3
　　　　２　　　 シルクネクサス　　　　１／２
　　　　３　△　エリモハリアー　　　　 ２ 1/2
　　　　４　　　 チェストウィング　　　 １ 1/2
　　　　５　　　 ダイイチアトム　　　　 １ 1/2
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馬券　秋天で引出す予定？で取合えずJRAに預けました。
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　マツリダゴッホがAJCCと同じようなレースをして勝ったが、秋の盾に向けては若干不安の残る勝ち方であったと思う。

　出鞭をくれてハナを奪ったのはスズノマーチだったが、１コーナー辺りでバトルブレーヴが先頭に立ち、少し離れた３番手にサンツェッペリン、続いてシルクネクサス、タマモサポートの並びとなった。マツリダゴッホは中団で、すぐ後にネヴァブション、後方から３頭目あたりにエリモハリアー。
３ハロン36.5、千通過が61.0のスローペースで縦長の展開で向正面から３コーナーに向うと、マツリダゴッホが動き始め先頭との差を詰めていくも、シルクネクサスがまず先頭に並びかけた。
シルクネクサス、マツリダゴッホ、ダイイチアトムの３頭が並んで直線に向いたが、すぐにマツリダゴッホとシルクネクサスの叩き合いになり、半馬身制してマツリダゴッホがゴールした。
外から追い込んできたエリモハリアーが離された３着。
ネヴァブションはマツリダゴッホが動いたとき突いていけず、直線でちょっと伸びてダイイチアトムにハナ差の６着。
サンツェッペリンもペースが上がった３コーナーからズルズルと下がり見せ場なく敗れた。

　マツリダゴッホは直線で楽にシルクネクサスを交わせなかった上に、ゴール前１００Ｍ辺りから脚が止まりシルクネクサスにジワジワと差し返され気味だった。今日のようなレースでは直線の長い府中なら後続の餌食になっていたと思う。長くいい脚を使えるのは強みだが、スパートのタイミングが難しそうな馬のようだ。ただ、府中の残り百は坂がないので、今日ほど脚が上がることはないと思うのだが…。

　シルクネクサスは夏場使ってきた強みでの好走だと思う。グラスワンダー産駒らしく右回りでは今後とも要注意だが、府中の盾では参加するだけだろう。

　エリモハリアーも良く走っているほうだろう。スローペースを後から行って直線追い込んでの３着は７歳にしてまだ衰えていないことを示したと思う。他の馬の凡走に助けられたとも言えるが。

　ネヴァブションはインフルエンザ騒動で帰厩が狂ったことで仕上がり一歩手前だったのだろう。骨折休み明けで仕上げに狂いが生じては今日の結果もやむを得ないところで、これから良くなってくると思うのであまり悲観することはないと思うのだが…。

　サンツェッペリンは休み明け、帰厩が遅れ状態面に問題があり、古馬と初顔合わせと悪条件が重なっていた。それにしても酷い負け方である。古馬に４Ｋ貰ってこの結果では相当の力差があると見ていいだろう。今年の３歳牡馬はレベルが低いと見ていたが、今のところ考えを変える必要はないようだ。３歳馬同士の菊なら一叩きしたこの馬の先行力は軽く扱えないと思うのだが…。長距離巧者マサミだし。