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アルゼンチン共和国杯 予想 [競馬]

 昔は春の府中マイル半の名物レースだったが、一時中山に移り距離が二千五百になり、1984年に距離は二千五百のまま秋の東京に戻り現在に至っている。秋の目黒記念の替わりのレースである。(昔は春と秋に目黒記念があった。) 嘗てはアイフルやカネミノブなどがこのレースをステップにして天皇賞や有馬記念を制したものだが、最近はGⅠとの関連は薄くなり、ステイヤーズSへ繋がるレースとなっている。

 古馬の中長距離路線では4歳馬が圧倒していることは先週の天皇賞でも明らかである。ココも4頭の4歳馬が出走してきた。中ではネヴァブションがダントツだろう。春には日経賞に勝ち、天皇賞の伏兵馬にまで登り詰めた馬である。前走は馬インフルエンザの影響から調整不足で凡走したが、叩いた今回は気迫ある調教を披露しているようなので不動の本命と言っても過言でないだろう。父マーベラスサンデーから4歳以降に力を付ける晩成タイプだろうと見ているので、ここをアッサリと勝って有馬に行ってもらいたいものだ。

 さて、出走メンバーを見渡すとレースを引っ張る馬が見当たらない。アドマイヤジュピターやトウショウナイトが先行しそうだが、ハナを切るタイプではないので、他の馬が逃げるような気がする。
臭いのはヨシトミに乗り替わったトウカイトリックではないだろうか。ここのとこ後から行って不本意な成績なので、阪神大賞典のような大逃げがあるかも…。

 何が行くにしてもスローペース必至の流れになり、残り千からの上り勝負になるだろう。推定タイムは2分31秒台になると見ている。

 上がりの瞬発力勝負になればサンデー産駒だろう。実績からは青葉賞馬でダービー3着のハイアーゲームだが、イマイチピリッとしないようだ。長期休み明けを叩いた変わり身が無いようだが、府中コースの適性と実績、更に男シンジの一発に期待して単穴にしたい。

 昨年の勝馬トウショウナイトが今年は0.5K増えて58Kのトップハンディ。前走の京都大賞典が案外のレースだったので、父がミスプロ系のウッドマンだから年齢的衰えが心配される。先行したときの粘りは脅威であるが、ハンディ頭で勢いが感じられないので連下にしたい。

 対抗は府中コースの適性からチェストウィングにする。重賞ではイマ一歩の成績だが府中の2400前後のレースで4勝し、昨年のこのレースでも0.4秒差の4着と差のない競馬をしているので、今年こその期待がある。

 他では実力馬のトウカイトリックだろうが、狙いはルメールとのコンビで次のステイヤーズSと見ている。ヨシトミが逃げの手に出た場合の押さえとして連下にとっておきたい。

まとめると

     ◎ ネヴァブション
     ○ チェストウィング
     ▲ ハイアーゲーム
     △ トウショウナイト
     △ トウカイトリック

馬券はネヴァブションを軸にした馬連と3連単を遊び程度にする。

 


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