福島記念 予想

　ズタズタの芝での秋の福島開催、ロベルト系とノーザンダンサー系を中心に狙えば間違いないといわれているが、土曜日は昼過ぎから雨の予報では今年もこの格言が通用しそうだ。
福島と言えば、ついこの前「福島にでも行ってればいい」と公然とほざいた生意気な騎手がいたが、この見下した態度には昔から熱狂的な競馬ファンの多い福島の人達ばかりでなく、私も不愉快な気分になった。小言はこれ位にして、どの馬からも狙える難解なレースの予想をしたい。

　メンバーを見渡すと差し・追込み型の多い顔ぶれだ。逃げるのはヨイチサウス、ヤマニンベルメイユ、タマモサポートあたりだろうが、小回りを意識して各馬早めに仕掛けるだろうからスローペースにはならないと見ている。雨模様で芝状態も悪いようなので推定タイムは２分１秒台になると思うのだが…。

　狙ってみたいのはヴリルとオオスミグラスワンだ。ヴリルはオーストラリア産のＳＳ産駒と言う珍しいこともあって３歳時から気にしていた馬である。ここの所短い距離を使っているので距離が心配されるが、元々は二千前後を使っていてそこそこの成績を残しているので心配ないと見ている。むしろスピード不足が補える今の福島の馬場ならピッタリの感じがする。調教もいいようなので、レースで掛かるような事がなければアッと言わせる可能性があると見ているので本命にする。

　オオスミグラスワンは一昨年の秋から今年の春まで使い詰めもありスランプになっていたが、リフレッシュしたことで本来の状態に戻れば力は上位であるから一発があってもおかしくないと見ている。時計のかかる荒れた馬場もロベルト系のこの馬に合っていると思うので対抗にしたい。

　単穴には函館記念２着ながら斤量に恵まれたロフティエイムを取りたい。昨年のこのレースも先行して0.3秒差の４着と好走しているので、昨年と同じ斤量で力を付けた今ならチャンスは十分にあると見ている。

　連下はここを狙っていたフシがあるタマモサポートとここでは格上的なトウカイワイルドの２頭にする。

まとめると

　　　　　◎　ヴリル
　　　　　○　オオスミグラスワン
　　　　　▲　ロフティエイム
　　　　　△　タマモサポート
　　　　　△　トウカイワイルド

馬券は◎○を軸にした馬連を中心に買いたい。