福島記念 回顧 [競馬]
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レース結果 天候;曇 馬場;良
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1 アルコセニョーラ 2:00.6 3F 36.5
2 ナリタプレリュード 1 3/4
3 ヤマニンベルメイユ クビ
4 グラスボンバー クビ
5 マイハッピークロス クビ
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馬券 どうにもなりません、コレデハ…!
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ハナを切ったのはヨイチサウス、タマモサポート、ロフティエイムが続き、少し離れ馬群の中にヤマニンベルメイユ、ヴリル、ナリタプレリュード、後方の集団にアルコセニョーラ、殿からオオスミグラスワンの並びとなった。
ラップは3ハロン35.7、1000通過が59.6と馬場状態を考慮すれば平均より速いペースで淡々と流れた。3,4コーナー中間あたりからヴリルが馬群の中を徐々に上がってきて、インではナリタプレリュードがスルスルと好位に取り付いてきた。
直線に向くとヤマニンベルメイユが先頭を伺うところ、その内側からナリタプレリュードが抜けたが、更にインからアルコセニョーラが鋭く追込んできてあっという間に先頭に立ち2馬身近くの差をつけてゴール。2着以降は接戦となりナリタプレリュード、ヤマニンベルメイユ、これまたインから伸びたグラスボンバーの順で入線した。
前半の千が59.6、後半の千が61.0と先行馬にはキツイ流れの中粘りこんだヤマニンベルメイユの渋太さが目を引いたが、終始後方で脚を溜めていた軽量馬が漁夫の利を得たような感じだった。
アルコセニョーラはステイゴールド産駒らしく小柄な馬であるが中々の切味を持っている。3歳牝馬のレベルの高さを示したが、中舘騎手のコース取りが一番の勝因だと思う。福島を得意とするジョッキーだけあって、後方から外を回さず内柵から3頭分くらいの芝状態のいい所が伸びることを知っているのだろう。直線伸びたナリタプレリュード、グラスボンバーなども同じような所を通っている。
牝馬で福島記念を制するのはオーバーザウォール以来のことだが、そのオーバーザウォールに騎乗していたのも中舘だった。
2着のナリタプレリュードは殿人気。ずーっとダートを使っていたので芝ではお客さんと見られていたようだ。今日のレースを見ると芝のほうがむしろ良さそうだが、典型的なハンディキャップホースのような気がする。次のレースを見てから判断をしたい。
4コーナー外を回り追込んできたカンファーベスト、サンバレンティン、トウカイワイルドなどの有力馬は全然伸びなかった。
期待したヴリルは0.6差の6着。直線で一瞬来るかなと思わせたが、そこから伸びなかったとこを見ると距離が微妙に長いのかも知れない。稽古駆けする大型馬なので芝よりもダートのほうが向いているような気もするので千八のダートあたりを使ったら面白いような気もする。
オオスミグラスワンもまだ途上のようであった。一度叩いたことにより次走は変わってくると思うのだが…。
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