ステイヤーズS 予想 [競馬]
暮れの中山が始まる。餅つき競馬とも言われているが、荒れることが多いので餅代を稼ぐより、“もちだし”になる事が多い。ただ、このレースは相性が良くて、昔フジノハイハットが柴田政人騎手とのコンビで2勝したが、2回とも馬券(枠連)を的中させて餅代を稼いだことなど、今でもこの時期になると記憶が蘇ってくる。
そのフジノハイハットはは3歳から6歳まで4回このレースに出走し1着、3着、1着、9着であったが、人気は順に10人、4人、8人、5人といつも人気薄であった。更にすごいのは勝った2回ともレコードであったことだ。根っからのステイヤーでステイヤーズS以外のレースでは3着もなくほとんど着外の成績であった。
フジノハイハットのような馬を探すのがこのレースを予想する上での楽しみであるが、別定戦になってからは長距離実績のある馬が順当に勝つことが多くなり、予想の醍醐味が薄れてきている。
ハナを切るのはワンダースティーヴ、ゴーウィズウィンドあたりだろうが、スローペース必至の流れでも、エーシンダードマンなどが早めに動きそうなので消耗戦になるかも知れない。推定タイムは3分43秒台と見る。
競馬新聞を見るとトウカイトリックにデンデンムシがズラッと並んでいる。実績から当然だろうが、休み明けを2着と好走した反動が心配である。アッサリの場面もあるだろうが、他馬からマークされる不利もあるので何かに足許を掬われそうな気がする。実績、実力は評価するが、今回は対抗に落としたい。
本命は少し距離が長いかも知れないが、中山の中距離に適性を示すネヴァブションにする。骨折明け2戦を叩き、今回が走り頃だと見ている。ここを勝って、最も得意とする距離2500の有馬に駒を進めてもらいたいと思っている。逆に、ここで凡走するようであればこの馬は終わりであろう。
単穴はペリエのリキアイサイレンスにする。前走はゴトーが乗り脚を余しての3着。確かに前走から斤量が5K増えるので楽ではないだろうが、ペリエの腕に期待して3番手にしたい。
連下には長距離血統ダンスインザダーク産駒のエーシンダードマン、アドマイヤグローリの2頭にする。中でも、若手の長距離巧者マサミが乗るエーシンダードマンには特に注目している。もしかしたら古馬を一蹴する可能性もあると見ているのだが…。
まとめると
◎ ネヴァブション
○ トウカイトリック
▲ リキアイサイレンス
△ エーシンダードマン
△ アドマイイヤグローリ
馬券は◎を軸にした馬単と3連単にするが、エーシンダードマンを軸にした馬券も少し買ってみたい。
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