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【株戦記】 休むも相場…か? [株]

今週の市場
 ザラ場で16000円回復したことで一相場が終った感じのする週末である。
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            週末値      前週比
日経225         15,956         276
日経JQ           1,766          12

NYDOW         13,625         254
NASDAQ          2,706          42
CMEN225      16,010         220
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 先週大きく上昇したので週前半は戻り売りに押される展開であったが、米国での良好な雇用状況やサブプライムローン対策などにより株価が急上昇したことで、週後半から日経平均は上昇に転じた。業種別では保険、小売、銀行などが上昇し、海運、医薬品などが下落した。

 新興市場はまちまちで、ジャスダック市場は堅調、マザーズ市場は利益確定売りに押され上値の重い展開であった。

 米国市場も利下げ期待感の高まりと原油先物価格の落着きで上昇トレンドが継続している。DOWは週後半3日続伸した。低調だったフィラデルフィア半導体指数も同じように週後半は3日続伸して底を脱したようだ。

 11月の携帯電話契約者数純増数はソフトバンクが7ヶ月連続トップになり、MNPでも転入数がKDDIを抜いてMNP開始以来初めてトップになった。秋冬モデルと新料金プランで攻勢に出たKDDIだが、純増数が65400と前月の133800から大きく減少した。秋冬モデルの品揃が不足していて、新料金プランにも魅力が無いので予想されたことである。年末商戦にも品揃が間に合わないようなので12月も苦戦するだろう。
 ドコモは905iシリーズと新料金プランの投入が11月最終週だったので12月の結果を見ないと「反撃」の成果はわからないが、ドコモ、KDDIの分離プランの内容では、ドコモの「一人負け」からソフトバンクの「1人勝ち」に流れが変化したような予感がするのだが…。
しかし、7日金曜日の株価はソフトバンクが下げ、ドコモ、KDDIは上昇した。どうなってるの?

 先週月曜日に買った3銘柄は6日木曜日に全部売った。上昇ピッチが速かったので何となく居心地が悪い感じがし、指標も買われすぎをを示していたので一旦利益確定をした。7日金曜日に更に上昇した銘柄もあったが、「売りは早かれ、買いは遅かれ」の売買スタンスなので後悔はしていない。「利食い千人力」だ。

来週の主なスケジュール
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国内
  10日 10月機械受注
  14日 12月日銀短観
       メジャーSQ
海外
  11日 FOMC
  13日 11月小売売上高(米)
  14日 11月消費者物価(米)
       11月鉱工業生産・設備稼働率(米)
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来週の展望と投資スタンス
 外国人はクリスマス休暇に入る時期なので、市場のエネルギーもそろそろ落ちてくるのでは…。
来週の注目は何と言っても11日のFOMCだろう。市場関係者の見方は利下げは確実で利下げ幅がどのくらいになるかになっているようだ。市場の期待感が大きいので、利下げ発表後は材料出尽くしで軟調な展開になるのでは…?
 更にリーマンブラザーズなど大手証券会社の決算発表が相次ぎ損失状況が明らかにされ、不透明感払拭となるか、依然として底が見えないと判断されるのか市場参加者の動向に注目したい。

 国内も前月比+7.0%前後と予想されている機械受注の発表や週末には日銀短観、メジャーSQなどがあるので先物主導の神経質な展開が予想される。

 投資スタンスは今週同様様子見である。利益確定売りで調整色を強めている新興市場のインターネット関連銘柄の値動きに注目したい。週末の14日には会社四季報が発売されるが、四季報速報などを見ながら監視銘柄をじっくりと分析しようと思っている。当方も気分はクリスマス休暇モードだ。休むも相場なり。


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