日経新春杯 回顧 [競馬]
レース結果 天候; 馬場;良
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1 ▲ アドマイヤモナーク 2:27.4 3F 37.4
2 ダークメッセージ 1 1/4
3 テイエムプリキュア 3/4
4 △ アドマイヤジュピタ 3/4
5 ○ グロリアスウィーク ハナ
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馬券 私にはどうやっても買えない馬券でした。
ハナに立ったのはワイルドスナイパーで2番手にヒラボクロイヤル、続いて内にアドマイヤジュピタ、外にテイエムプリキュア、中団にトウカイエリート、後方グループにグロリアスウィーク、アドマイヤモナーク、少し離れた殿からダークメッセージの並びとなった。
ラップは3F35.2、4F47.9、5F60.7と今日の馬場にしてはマズマズの平均ペース。向う正面中程からマキハタサイボーグが上がって行き、3コーナーではアドマイヤジュピタの外に並びかけた。
4コーナーをテイエムプリキュアが先頭で回り直線に向くと、内からトウショウパワーズ、外からアドマイヤジュピタが追ってきたが前のテイエムを捉えきれない。
4コーナーで外目に持ち出したアドマイヤモナークがアドマイヤジュピタに並びかけ、あっという間にテイエムも捉え先頭に立ち余裕のゴール。ギリギリ粘るテイエムをゴール前で急襲したのはダークメッセージで2番手に上がって入線。
アドマイヤジュピタは最後までテイエムを交わせず、後から来たグロリアスウィークにハナ差に迫られる際どい4着。
終ってみれば万葉Sの2,3着馬が順位を入れ替えただけの結果であった。前半の千二が1分13秒3、後半の千二が1分14秒1と上がりのかかるレース展開であった。
勝ったアドマイヤモナークは馬群の中を上がって行き、直線に向いたときはアドマイヤジュピタの直後まで迫ってきており、追い出すとジワリと前を行く馬を捉え残り二百で先頭に立った。アンカツによれば抜出したら遊んだのでヒヤヒヤしたようだが、画面からは余裕の勝利のように見えた。これで阪神大賞典から天皇賞と進むことになるだろうが、少し荷が重いような気がする。
ダークメッセージは直線の入口ではアドマイヤモナークの直後まで上がってきていたが、如何せんエンジンのかかりが遅い。ようやく残り二百辺りから伸びてきたが時既に遅しで2着がやっと。このズブさでは重賞で勝つのはしんどいと思う。
3着のテイエムプリキュアには驚いたが、軽ハンディに恵まれての好走で次のレースでもとは行かないだろう。
アドマイヤジュピタは+16K。3番手追走から直線早めに抜出して来るかと思われたが、重め残りの分末脚が伸びないがバテもせずジリジリと先頭に迫っていくも、結局流れこむだけの期待外れのレースであった。末脚不発はハンディが堪えたのかも。イワタは太くはなかったがこの馬場でノメったと言っているようなので馬場が合わなかった可能性もあるが、フレンチデピュティなので時計の掛かる馬場は悪くないはずなので俄かには信じ難い。
グロリアスウィークはまだ完調ではないようだ。末脚の伸びが1,2着馬とは全然違う。2度骨折した後遺症が残り仕方がないが、無事に使い続けられるようになれば重賞も勝てそうな雰囲気はあるようにみた。
期待したヒラボクロイヤルは3コーナー手前からズルズルと後退し大差のブービー。何らかのトラブルがあったのだろうか? もし何も無いとすれば建て直すのはちょっと無理のような感じだ。ブライアンズタイム系×ミスプロ系だからノーリーズンのように早熟で3歳春までの馬なのかも。
残念ながらこのレースでは春の天皇賞で期待できそうな馬は現われなかった。
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