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フェブラリーS 予想 [競馬]

 ディープインパクト世代の6歳馬はディープ引退後芝では5歳世代には歯が立たないがダートでは無類の強さを示し、カネヒキリヴァーミリアンサンライズバッカスの3頭がダートGⅠを制している(地方交流GⅠのフィールドルージュを含めると4頭)。ここ3年のダートGⅠはこの6歳勢を中心に5歳のアロンダイト、7歳のシーキングザダイヤ、8歳のブルーコンコルドの争いであった。

 昨年のJCD1~5着の強い6歳勢のうち4頭が出走してきた。最近の重賞では高齢馬の活躍が目立つがダートでもGⅠともなれば7歳以上には流石に厳しいと見て、5歳勢の出走もない事から「実力と実績の6歳」vs「成長力の4歳」の対決構図になるのでは…。

 スタートから100mほどの芝を利して、ヴィクトリー、デアリングハートの2頭が飛び出していくと思う。ハナに立つのは出遅れない限り強気の騎乗をするゴトーのヴィクトリーだろう。掛かりグセのある馬を無理に押えず馬任せで行くと見て、ペースは平均より少し速くなり推定タイムは1分35秒台か。

 川崎記念を右飛節炎で取消したヴァーミリアンであるが幸い軽症であったとは言え万全でないことは確かだ。加えて二千以上のレースに慣れた馬がマイルのスピードに対応できるかとの不安もある。ユタカは距離を意識して前に行く競馬をすると思うが、前半脚を使う分直線意外に伸びないシーンが見られるかも知れない。圧倒的なスピードで押し切る場面もあるかも知れないが、同世代には負けないとしても伸び盛りの4歳馬に足許を掬われる場面もあると見て連の軸として主力に推したい。JCD、フェブラリーSを連覇したのはウィングアローとカネヒキリの2頭しかいない。3頭目になる確率は50%程度かも。

 強い6歳勢を一蹴したのは一昨年のJCDのアロンダイト(当時3歳)であったが、そのアロンダイトを3歳の9月に負かしたのがドラゴンファイヤーである。斤量差が6Kあり休み明けで本調子を欠いていたとはいえ、素質と能力がないとできない技である。ここ2戦は出遅れなどがあり満足なレースができていないため戦績は振るわないが、着順ほど負けてはいないので悲観する必要はないと思う。コース、距離とも適性が高く、BT産駒の成長力とダイワスカーレットの回避で巡ってきたアンカツの腕に期待をかけ、ダークホースにする。

 サクラローレル→Rainbow Quest→Blushing Groomの父系ラインがフィールドルージュと似ているロングプライドも母系にDanzigが入っているのでダートマイルなら魅力たっぷりである。脚抜きのいい馬場だと時計的に厳しいが、冬の乾燥した馬場ならこの馬のバテない末脚が生きてくる。ここ一番でのペリエの勝負強さもあるので対抗に推したい。

 前哨戦の根岸Sの勝馬ワイルドワンダーを連下の一番手にする。JCDは距離が長すぎたこともあり5着となったが、マイル前後ならほとんど連に絡み安定した成績である。6歳なのでこれ以上の上積みとなると疑問だが、今の好調さであれば食い込んでくる可能性もあると見る。

 兄弟にダートでの活躍馬がいるデアリングハートも無視できない。芝のマイルだと切味で見劣るため掲示板の下のほうに載るのがやっとだが、ダートならその弱点もカバーできる。ダート3戦目で慣れてきたことと前々でレースを運べる有利さもあるので連下に取りたい。

 何とも不気味なのがヴィクトリーである。仕上がりも一息なようだが、気分良くマイペースで逃げれば、皐月賞のように粘りこむかも知れない。血統的にもダートはどうかと思うが、仮にもGⅠ馬なうえにBT産駒なので大化けする可能性も否定できない。大勢逆転ならこの馬だろうと見ている。

 まとめると

     ◎  ヴァーミリアン
     ○  ロングプライド
     ▲  ドラゴンファイヤー
     △  ワイルドワンダー
     △  デアリングハート
     ★  ヴィクトリー

 馬券は◎○▲の馬連を主体に3連単は薄めに手広く買いたい。

 


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