阪神大賞典 回顧 [競馬]
実績ナンバーワンで阪神巧者ポップロックの直線の動きの鈍さは予想外だった。
レース結果 天候; 馬場;良
-----------------------------------------------------------
△ アドマイヤジュピタ 3:08.7 3F 34.8
アイポッパー 2 1/2
◎ ポップロック クビ
△ トウカイトリック 3/4
トウカイエリート 1 1/4
-----------------------------------------------------------
馬券 ハズレ!
戦前の予想通りドリームフライトがハナを切り、2番手にアドマイヤジュピタ、3番手にポップロック、4番手にアイポッパー、中団やや後にアドマイヤフジ、トウカイトリックの並びとなった。
最初の千が63.8のスローで淡々と流れ、次の千は65.9と更にペースダウンしたが隊列に変化はない。動きがでたのは残り千を切ってからで、まずトウカイトリックが押し上げて行き、各馬のピッチが上がり一塊の馬群になってきた。4コーナーを回り直線に向くと、アドマイヤジュピタが満を持して先頭に立つ。これを追うのはアイポッパーでポップロックは伸び脚が鈍い。後続からはトウカイトリックが追い上げてきた。アドマイヤジュピタが2馬身半後続を引離して楽々のゴール、ポップロックがジワジワと追い上げアイポッパーにクビ差まで迫ったところがゴール。
日経新春杯は重め残りが敗因と思われたが、今日は-10Kとキッチリと絞ってきたアドマイヤジュピタが2番手追走から直線先頭の横綱相撲で並居る古豪たちを一蹴した。12戦目と使っているレース数も少なく、まだまだ伸び代はあるようだ。長距離では血統的に父系の弱さが気になるので、底力が試される天皇賞では厳しいかもしれないが…。
叩き2戦目で-14Kと絞ってきたステイヤーのアイポッパーが復活したが、もう8歳になりこれ以上の昇り目はないだろう。今回仕上げすぎた感もあるので、天皇賞で出がらし状態にならなければいいがと思う。
乗り込み十分と思われたポップロックは直線意外と伸びずの3着。明らかに天皇賞を意識した仕上げをしたような感じだ。まだ、馬が戦闘態勢に入っていないようだ。次は変わって来ると思うが7歳ともなればそれ程の大きな変わり身は期待できない。
トウカイトリックはこれでこのレース、2着、3着、4着と年々着順が悪くなっている。例年と比べると弱いメンバー相手にこれでは先が思いやられる。昨年の盾3着馬なので見限るには少し早いが、今年は厳しそうな雰囲気だ。
馬群に沈んだアドマイヤフジは三千の距離が長すぎたと言う事だろう。予想でも指摘したように菊花賞でも馬群に沈んでいる所を見ると、二千五百あたりが限界と見たほうが良いだろう。
それにしても今週のユタカは勝ち鞍無しと冴えなかった。ドバイが心配になってきた。
コメント 0