愛知杯 予想 [競馬]
牝馬戦線はエリザベス女王杯やターコイズSを見ると、3歳と4歳の戦いと見ていいだろう。ウオッカ、ダイワスカーレットの4歳牝馬世代は強いが、この2頭を除けば3歳牝馬世代も互角に渡り合っているのがレース結果に表れている。
コスモプラチナが後続を引離して逃げると思うが、小回りを意識して早目に仕掛ける馬もいるので楽な逃げにはならず差し馬向きの流れになると見ている。先週の中日新聞杯が1分59秒5と例年より時計が掛かっていたことから、今の中京は少しスタミナの必要な馬場になっていると見て、推定タイムは2分0秒台の前半あたりか。
今年の3歳牝馬世代は抜きん出た馬はいないが、それなりに層が厚いと見ている。牝馬クラシックGⅠの勝ち馬が全て異なっているのもその表れだろう。古馬混合戦のエリザベス女王杯も3歳馬が古馬を退けているので、レベルもそれ程低くはないだろうし、成長余力もまだあると思う。
と言う事で、主力にはレッドアゲートを押したい。強い相手と戦ってきたので着順は悪いが、それ程大きく負けているわけでない。小回り平坦で中館騎手なら前々で競馬をするだろうから、好位から早めに抜出して直線粘りこむことを期待している。鋭い決め手がないので、少し上がりのかかる今の中京の芝も合っていると思う。
相手も3歳の重賞馬マイネレーツェルを取りたい。距離は千八くらいが適しているのかも知れないが、小回り平坦で実績のあるステイゴールド産駒なので、二千でも十分こなせると思う。川田騎手が外枠をどう乗るかだが、阪神のローズSでの大外枠からの競馬を再現すればいいだけのことである。
ダークホースも連投ではあるが、勢いがついている3歳の良血馬のブーケフレグランスにしたい。ダイワメジャー、ダイワスカーレットの下にしては物足りないが、秋以降の競馬で素質の片鱗は見せている。心配はヤネだけである。
連下には昨年のこのレース2着のニシノマナムスメと一叩きして中京で実績のあるブリトマルティスの2頭を取りたい。
まとめると
◎ レッドアゲート
○ マイネレーツェル
▲ ブーケフレグランス
△ ニシノマナムスメ
△ ブリトマルティス
馬券は◎を軸にした馬連だけで手堅く行きたい。
コメント 0