中山記念 予想

高齢馬の活躍が目立つ重賞だが、カンパニー、バランスオブゲーム、ローエングリーンなどは４歳時点から馬券になっているので、コース・距離への向き・不向きがハッキリするレースと言うことなのかも…。

土曜日の中山芝は不良。日曜の午前中もハッキリしない模様でこのレースの頃に重まで回復するのがやっとかも知れない。

逃げ・先行馬が揃った。内からモエレビクトリー、サニーサンデー、ドリームサンデー、マイネルの２頭、キングストレイルといるので何が先頭に立つにしてもハナ争いは熾烈でハイペース必至の流れになるだろう。中団からいい脚を使える道悪巧者に向くレースになるような気がする。推定タイムは重で１分４９秒台の後半あたりか…。

馬場が渋ったことで軽快なスピードタイプよりややパワータイプで持続力に長けた馬を中心に狙ってみたい。本命は菊以来となるが時計のかかる芝に適性がありそうなタニノギムレット産駒のセイクリッドバレーにする。稍重の水仙賞で後方から指し切ったレースを見た時から渋馬場ならオープンでも十分通用するとの思いを持った。速い脚はないが替わりに長くいい脚を使えるタイプと見た。気懸かりはヤネが今年２回も騎乗停止になり精神的に弱気になっていないかだけである。

相手もタニノギムレット産駒のアブソリュートにしたい。不良の東京新聞杯で見せた渋太い脚は中山でも重なら威力を発揮すると思うし、流れ如何ではセイクリッドバレーを逆転する可能性もあると見たい。

大外枠ながら中館なので先行すると思われるトウショウウェイヴを単穴にしたい。ステイゴールド産駒なので小回りのコーナーが四つあるコースには本質的に向いているはずだ。

人気のキングストリートだが前走の節分賞のタイムは前日の東京新聞杯と比べれば相当見劣りする。勝ち方が鮮やかで目立ったが、ハイペース必至でいきなりのＧⅡでは連下がせいぜいだろう。サニーサンデーも流れが速くなり上りがかかると予想されるので前々と積極的に行けば連下はあるかも。

他では実力的に少し劣るかも知れないが重の鬼と見ているショウワモダンも３着ならあるかも。

　　まとめると

　　　◎　　セイクリッドバレー
　　　○　　アブソリュート
　　　▲　　トウショウウェイヴ
　　　△　　キングストリート、サニーサンデー　
　　　☆　　ショウワモダン　

馬券は◎○を軸にした馬連を主力に、三連単も少々買いたい。

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