エプソムＣ 予想

エプソムのダービーはKing's Best産駒のWorkforceがダービーレコードで勝った。７馬身差の２着は人気薄のGalileo産駒At First Sight、３着はTiger Hill産駒のRewilding 。奇しくも勝馬の父は日本ダービー馬エイシンフラッシュのそれと同じである。更にKing's Bestの半姉にはUrban Seaがいて、その産駒にはGalileo、Sea the Starsがいて豪華絢爛な一族を形成している。エイシンフラッシュの前途は洋々としているようだ。

雨の心配はあるがレースまでは降らないと見て良馬場で予想したい。シルポートの一人旅になりそうだがスローに落としそうなので、ニルヴァーナやラインプレアーなどが絡む可能性もあると思う。直線残り200辺りから後続がドッと押寄せゴール寸前ではガラリ一変もあると見たい。推定タイムは１分４５秒０前後か…。

“府中の千八展開いらず”とはかの大橋巨泉が言った名言だが、状態さえまともであれば実力馬に向いた距離である。展開面で利のあるシルポートが人気になるのはわからないでもないが、重賞２度目の挑戦の格下であることを考えると近走の成績は良くとも厳しいような気がする。

ここは実績のあるセイウンワンダー、タケミカヅチ、サンライズマックの３頭を中心にしたい。本命は叩き３戦目でそろそろ感がするタケミカヅチにする。前走の京王杯は距離が足りず前が止まらない展開に泣かされたが、共同通信杯２着があるこの距離なら巻き返しが可能だと思う。

相手は一昨年のこのレースの勝馬サンライズマックスにする。京都記念以来となるが、ヤネがノリに戻ればユタカのように後ろから行くことはないと思うので、この馬本来のレースが出来ると思う。重賞３勝の実績はこのメンバーの中では一枚上の力を持っていることの証でもある。

セイウンワンダーは安田記念でもと思っていた馬であるが、賞金が足りずこちらに回ってきた。いささかか勝ち味に遅いところがあるので３番手評価にしたが、実力的には逆転もあると見ている。

連下には大阪杯２着から新潟大賞典を制して軌道に乗ってきたゴールデンダリアとやはり新潟の谷川岳Ｓで久し振りの芝で勝ち上がってきたクロフネ産駒のラインプレアーを取っておく。

キャプテンベガも府中向きの血統なので３着候補に挙げて置きたい。セイクリッドバレーはマイルなら連下に取っておきたいところだが、千八なのでこちらも３着が一杯と見たい。

　　まとめると

◎　タケミカヅチ
〇　サンライズマックス
▲　セイウンワンダー
△　ゴールデンダリア　ラインプレアー
☆　キャプテンベガ　セイクリッドバレー

馬券は◎〇▲の馬連ボックスを中心に◎からの馬連と３連単にしたい。

京都は雨で馬場が渋りそうなので斤量を背負っている馬にはきついレースになるのでは？　狙いは軽ハンデで重馬場が得意そうなクロフネ産駒のベストロケーションと強いメンバーと戦ってきたワンカラット辺りが狙い目だろう。

 

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