毎日王冠 予想

凱旋門賞はナカヤマフェスタがWorkforceの僅差2着で大善戦とマスコミは大騒ぎだが、着差はアタマでも1着と2着の差は天と地ほどあるのが競馬である。まず賞金だが１着は約228万ユーロで2着は約91万ユーロ。種牡馬としての評価にも大きく影響するし、そして時の経過と共に名声の差は広がり、いつしか2着馬の名前などはほんの一部の人しか憶えていなくなるのだ。某女性議員がスーパーコンピューターの開発競争で「2位ではダメなのか？」と言って物議を醸したが、少なくとも競馬の世界は2位ではダメなのだ。馬券は別だが…。

開幕週の府中、絶好の馬場と思いきや生憎の空模様。関東地方は土曜日の午前中から日曜にかけて降り続くようなので、馬場の悪化は避けられそうにないが悪くなっても稍重までだろう。重の毎日王冠なんて記憶にないので…。

3歳馬が3頭出走してきたが今年の3歳世代は結構レベルが高いと見ている。春の府中マイルや秋の中山二千二百の時計を比較すると以下のようになる

府中1600
  ＮＨＫマイルＣ　　　 ダノンシャンティ　 良　1分31秒4
  安田記念　　　　　　ショウワモダン　　良　1分31秒7
  ヴィクトリアマイル　ブエナビスタ　　　 良　1分32秒4

中山2200
  セントライト記念　　 クォークスター　　良　2分10秒9
  オールカマー　　　　シンゲン　　　　　 良　2分11秒4

どちらも3歳勢が上回っている。馬場状態や展開、そして相手関係で時計に差が出るのは百も承知だが、夏から秋の一連の重賞でアプリコットフィズやダッシャーゴーゴーの活躍を見ると手薄な4，5歳勢相手なら十分勝ち負けに持ち込めると見たい。

シルポートが逃げると見ているが“府中の千八展開要らず”の格言通りペース如何に関わらず最後は地力勝負になると見たい。推定タイムは稍重で1分46秒0前後あたりか？

3歳勢の中ではペルーサが一番手だろう。ダービーこそ痛恨の出遅れとスローペースの瞬発力勝負に泣いたが、皐月賞2着のヒルノダムールを問題にしなかった若葉Ｓや大物感タップリの競馬で楽勝した青葉賞からこの世代トップクラスの馬である。ひと夏越して成長が期待できるゼンノロブロイ産駒で母系もバブルガムフェローなど3歳秋に飛躍した馬を輩出している。心配なのはゲートだけだろう。

相手はアリゼオかアドマイヤメジャーか迷ったが、道悪の府中ならBMSがキングマンボのアドマイヤメジャーを取りたい。前走の朝日ＣＣでは脚を余した形になったが府中の直線ならその心配はなくキッチリと伸びてくると見たい。

アリゼオも馬場が渋るのは歓迎の口だろう。シルポートが引っ張る流れは瞬発力より持続力に秀でているこの馬に向きそうだ。

連下には立て直してきた3歳のエイシンアポロンと59Kは気になるが渋馬場大得意のＧⅠ馬ショウワモダンを取っておきたい。

　まとめると

◎　ペルーサ
〇　アドマイヤメジャー
▲　アリゼオ
△　エイシンアポロン　ショウワモダン

馬券は◎を軸にした馬連と3連単にしたい。

タグ：ペルーサ 毎日王冠

コメント 2

雨で小頭数なので、トウショウウェイヴで穴を狙います！
by ドリームCB750 (2010-10-10 00:00) 

＞ドリームCB750 さん

トウショウウェイヴは殿でしたね。とは言っても先頭から殿まで0.8差ですから6馬身もありませんので着順ほど負けてはいないと思います。アルゼンチン共和国杯あたりに出てくれば狙い目かも？
by miharukoma (2010-10-12 19:18)