阪神カップ 予想

3連単配当がここ3年連続で10万以上と荒れに荒れているのもあるが、過去4年本命を付けた馬が掲示板に一度も載ったことのない相性の悪いレースである。Ｇ１を戦ってきた馬に余力が残っているかの見極めに失敗しているのが根本的な問題なのだが…。

ガルボ、リーチザクラウン、ビービーガルダン、レッドスパーダの4頭がハナを主張する可能性があるが、まずビービーガルダンが先頭に立ち、途中から骨折休養明けで押さえが利かないリーチザクラウンがこれを交わすような流れになるのでは？　平均ペース以上になると見て、推定タイムは良で1分20秒5前後か？

普通なら昨年のこのレースで出遅れ大外を回しても勝ったキンシャサノキセキを本命にするところだが、出遅れ癖があり掛かる気性のクセ馬なので昨年のように今年も上手く嵌る確率は低いのでは？　スミヨンなので何事もなかったような乗り方でＧ１馬の貫禄を見せるかもしれないが、南半球産とはいえもう7歳の冬でそうそう昇り目はなく良くて現状維持のレベルと思うのと、最近の世代交代の流れに抗し切れず伸びシロの大きい3歳、4歳世代に追い越されていると見て連下の評価にしたい。

ここのとこの重賞戦線のモメンタムは明らかに3歳勢にあるので、ここも3歳のガルボとゴールスキーの2頭を中心視したい。マイルから千四への距離短縮効果が大きいのはガルボの方だろう。しかも叩き3戦目で調教もＡ評価と調子も上がっているようだ。マイルＣＳでも期待したがもう一度追いかけてみたい。ゴールスキーは血統的にはマイル以上の距離に向いていると思うのと、千四の速い流れだと少し後ろに置かれるのでは…。その分末脚届かずと見てダークホースにしたい。

相手には昨年2着同着のサンカルロにしたい。富士Ｓで早めに動いて伸びを欠いたので、今度は本来の後から行って終いに賭ける競馬になると思う。脚質的に不利を受け易いので、悪魔でも嵌ればの条件付きになるが…。

他では外枠は厳しいが降着になった昨年も見せ場のあったエイシンタイガーにも少しばかり注目して連下に取っておきたい。阪神コースでは勝鞍こそないが全て千四を走り(0,1,2,1)で、着外は昨年のこのレースだけである。それに阪神ならやはり“タイガー”でしょう。(笑)

まとめると

◎　ガルボ
〇　サンカルロ
▲　ゴールスキー
△　エイシンタイガー、キンシャサノキセキ

馬券は◎を軸にした馬連と3連単にする。

 

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