阪神牝馬S 回顧 [競馬]
1、3、4着の父はフレンチデピュティ系。発表は良馬場だったが雨の影響が残る柔らか目の芝での血統適性が如実にあらわれたレースであったと言えるだろう。
天候; 馬場;良
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カレンチャン 1:20.4 前半3F 34.0 - 4F 45.6
〇 アンシェルブルー 1/2 上り4F 46.4 - 3F 34.8
▲ スプリングサンダー 1/2
△ プロヴィナージュ 2
プリンセスメモリー 1/2
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馬券 駄目だねぇ~
激しいハナ争いから予想通りクロワラモーが先頭に立ったが、トゥニーポート、サングレアズールが追いかけてきたのでラップは緩まず4ハロン45.6の平均ペースとなった。縦長の隊形となり中団より前にいた馬の争いとなったが、馬場の中程から内を通った馬が直線で伸びてきた。外を通った馬は掲示板にも載らなかった。
メンバー的に一枚落ちだったが上位3頭は4歳勢で、いよいよスプリント戦線も世代交代が近づいているのかもしれないし、牝馬戦線は中山牝馬Sの結果と併せると4歳世代がヴィクトリアマイルでも中心になるかも…。ブエナビスタ危うしかも?
前半=後半
2011 カレンチャン 良 1分20秒4 45.6=34.8
2010 アイアムカミノマゴ 良 1分20秒2 45.5=34.7
2009 ジョリーダンス 良 1分21秒4 46.8=34.6
2008 エイジアンウィンズ 良 1分21秒4 47.2=34.2
2007 ジョリーダンス 良 1分20秒7 45.5=35.2
最内枠からインの5番手で脚を溜めていたカレンチャンが、直線アンシェルブルーとの競り合いを制して重賞初制覇となった。千二でしか実績がなかったので千四は距離が長いと見ていたが、半兄スプリングソング(父サクラバクシンオー)が千四でもそこそこの競馬をしているので母系の影響が強いのかも? もしかしたら小回りのマイルなら距離も大丈夫かも?
アンシェルブルーは外枠だったが好スタートから内に入れて好位につけ道中はカレンチャンの少し後ろの位置。4角でカレンチャンは内を突いたが、この馬は中程を上がっていった。直線カレンチャンと叩き合いになったが残り100過ぎから末脚が鈍り離された。不利な外枠だったことを考えると勝馬と同等の価値があると思う。とは言っても最後の脚を見ると千四よりは千二のほうが向いているかも?
スプリングサンダーは中団から4角はアンシェルブルーの直後。直線は外に出して追い込んできたが0.2差の3着。血統的にも緩めの馬場向きなので今日は少し恵まれた感もあるが、重賞でも通用するとこを見せたので今後が楽しみな馬かも?
本命に推したギンザボナンザはスタートで出遅れて後方から競馬。挙句の果てには4角大外を回して1.4差の11着。今日のとこは出遅れと外枠が全てだった。祖母がオークス馬アドラーブルなのでこのまま終わるような馬ではないと思うのだが…。
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