宝塚記念 予想 [競馬]
阪神競馬場の天候は雨で夜半まで降り続き、明日土曜日は晴間も出そうだが、日曜日はまた雨模様。馬場は重馬場に悪化すると見て予想する。
先週までの仁川はレコードタイムがポンポン出るスピード競馬だったが、日曜は時計の掛かる力のいる馬場になるだろう。恐らくアドマイヤメインがハナを切り、アサクサキングス、シャドウゲイト、コスモバルク、ダイワメジャー、メイショウサムソンと続くだろう。何が何でも行くアドマイヤメインは平均以上のペースで逃げ、3コーナーあたりからシャドウゲイトやメイショウサムソンが動き始めるのでペースはハイペースに近くなると見る。推定タイムは2分12秒台か?
重の巧拙が問題になるが、明らかに巧いのはシャドウゲイト、メイショウサムソン、ポップロック、トウカイトリックあたりだろう。ウオッカやアドマイヤムーンは切味が殺されるのでプラスにはならないと思う。ダイワメジャーも喉鳴りのあった馬なので湿った天候は少なくともマイナスにはならないだろう。
今年の古馬GⅠ路線で最もレベルの高かったのは天皇賞である。中でも、澱みのない流れで残り八百からスパートし直線入り口で先頭に立ち粘りきる強いレースをしたのがメイショウサムソンである。石橋騎手が弱気にならず、天皇賞と同じようなレースをすれば、馬場も見方にして押し切る公算が大と見る。ディープインパクトの引退で中長距離路線は4歳馬が優位に立ったことは天皇賞の結果が示している。
強い4歳馬のもう一頭はアドマイヤムーンである。昨年の天皇賞ではダイワメジャーに1馬身以上引き離されたが、今年のドバイでのレースを見ると力関係は完全に逆転したようだ。問題は重馬場への適応性だが、59Kを背負った稍重の京都記念でポップロックを破っているので何とかこなしてくれるとみる。ユタカが降ろされた理由を良く知っているコーセイは、ある程度前に行く競馬をすると思うので重馬場で切味が少し殺されたとしても上位は外さない様な気がする。
最大の惑星はアドマイヤメインだろう。昨年の香港遠征から無理に有馬を使った後遺症から立ち直れず休み明けは大差負けをしたが、一度使って気配が上向いているようなので、ダービー2着、菊3着の底力は侮れない。
連下の一番手には天皇賞組のトウカイトリックをとりたい。前走の目黒記念の敗因は消耗戦の天皇賞の疲れが残っていたのだと思う。距離が短いと思われているが、渋った力の要る馬場でならエルコンドルパサー産駒であるから克服してくれることを期待している。
他では人気でも、ユタカのポップロックとアンカツのダイワメジャーを押さえたい。
まとめると
◎ メイショウサムソン
○ アドマイヤムーン
▲ アドマイヤメイン
△ トウカイトリック
△ ポップロック
△ ダイワメジャー
馬券は◎○を軸に馬連と3連単で勝負する。
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