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宝塚記念 回顧 [競馬]

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レース結果                   天候;小雨   馬場;稍重
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        1 ○ アドマイヤムーン   2:12.4     3F 36.9
        2 ◎ メイショウサムソン  1/2
        3 △ ポップロック        2
        4    アドマイヤフジ     クビ
        5    ファストタテヤマ    1/2
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馬券 馬連、3連単とも的中!
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 強い4歳馬が強いレースをして順当に1,2着になったレースであった。
逃げたのは大外枠のローエングリンで、押して行ったアドマイヤメインは2番手。アサクサキングスが続き、その後にカワカミプリンセス、ダイワメジャー、ウオッカで中団にメイショウサムソン、アドマイヤムーンはポップロックとともに中団の後目、後方からファストタテヤマ、スウィフトカレントの並びとなった。
ローエングリンのラップは3ハロン33.5、4ハロン45.4、千通過が57.5と馬場状態を考えれば超ハイペースといっていいだろう。
3コーナーからメイショウサムソンが外を回って先頭グループに迫っていく。連れてアドマイヤメインも中団の前に上がっていく。直線の入口ではカワカミプリンセスが先頭に立ち、インからウオッカが並びかけるが勢いがない。外からメイショウサムソンが残り3百で先頭に立つも、すぐにアドマイヤムーンが追いかけてきた。2頭の叩き合いになったが、コーセイのアドマイヤムーンが半馬身程抜出したところがゴール。インを突いて伸びてきたアドマイヤフジをクビ差したのが外から追い込んできたポップロックであった。
直線早めに先頭に立ったカワカミプリンセスは6着、ウオッカは直線バタバタで8着、4コーナーではアドマイヤムーンと同じ位置にいたダイワメジャーは12着と惨敗だった。

予想でも中長距離戦では4歳馬が強いと書いたが、直線は4歳馬2頭によるマッチレースの様相であった。コーセイがメイショウサムソンをマークして乗り、最後直線で競り負かす理想的な騎乗であった。これでアドマイヤのオーナーの信頼は益々厚くなるだろう。勝ったアドマイヤムーンは今年二つ目のGⅠで、恐らく国内の二千前後の距離では当分負けないような気がする。ただ、距離が延びるJCや有馬記念となると厳しいので、今年も秋は天皇賞のあと海外に活躍の場を求めたほうが良いと思う。

メイショウサムソンは3コーナーからスパートする横綱相撲で負けたのだから仕方ない。今日のところはコーセイのマークに屈しただけである。秋は楽しみだ。ただ、昨年のように夏の過ごし方の失敗により調子を落とさないようにしてもらいたい。

ポップロックも現時点での力は示したが、上位2頭には完敗である。相変わらず後から行くユタカの乗り方にも問題はあるが、距離が少し短いこともあるので、距離が延びる秋のGⅠ戦線では期待していいだろうと思う。

一瞬3着かと見せ場を作ったアドマイヤフジだが、ユーイチ得意の直線インを突く戦法での善戦であった。上手く嵌っただけと見ている。恐らく次のレースから人気になるだろうが、それ程の信頼性はないと見ている。

カワカミプリンセスは前に行く積極的なレースで見せ場を作ったが、今日のハイペースを先行勢で最後まで踏ん張ったのはこの馬だけである。力のあるとこを見せたが、やはり本来の中位差のほうが向いているような気がするのだが…。

ウオッカは古馬の迫力に圧倒されたようだ。柔らかい馬場でのレースを経験したのは良かったように思うが、重馬場の適性に疑問符がついたので、欧州遠征は再考したほうが良いのでは…。

ダイワメジャーは-16Kの馬体重で嫌な予感がしたが、全くレースになっていなかった。こういう馬場が向いていないのか調子が落ちていたのか関係者のコメントを待ちたい。それにしても負けすぎである。

 


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