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朝日杯FS 回顧 [競馬]

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レース結果                       天候;晴   馬場;良
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    1 ▲ ゴスホークケン     1:33.5    3F 35.2
    2 △ レッツゴーキリシマ   2 1/2
    3 ○ キャプテントゥーレ   クビ
    4    ドリームシグナル    1 1/2
    5 ◎ スズジュピター      3 1/2
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馬券 パス。取上げた5頭のうち4頭が掲示板に載ったので大満足
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 ゴスホークケンはモノが違う。勝タイムはマイネルレコルトのレコードに0.1と迫るもので優秀だが、更に凄いのは2着につけた着差が2馬身半であることである。
過去30年朝日杯で2馬身半以上の差をつけて勝った馬は以下のたった4頭しかいないのである。

        勝馬       着差    タイム
      グラスワンダー   2 1/2  1:33.6 レコード
      ナリタブライアン   3 1/2  1:34.4
      アイネスフウジン  2 1/2  1:34.4
      マルゼンスキー   大差   1:34.4 レコード

 いずれも超の付く一流馬であるが、ゴスホークケンは記録面ではこれらの一流馬と肩を並べたのである。

 レースは絶好のスタートを決めたゴスホークケンの逃げで始まった。ギンゲイ、キャプテントゥーレ、フォーチュンワード、エーシンフォワードなどが続き、中団の前にレッツゴーキリシマ、スズジュピター、少し後にアポロドルチェ、最後方からサブジェクトの並びとなった。

 ゴスホークケンは3ハロン34.7、4ハロン46.3、1000を58.3のハイペースで飛ばしていたが、勝浦騎手のインタービューではそれ程速いとは思っていなかったようである。確かに800~1200は12.0-11.9でペースダウンしているので乗っている騎手はそれ程速く感じなかったのかも知れない。

 4コーナーで2番手に上がってきたキャプテントゥーレ、レッツゴーキリシマなどを引き付けて、直線に向くと残り二百で引き離し後は独走であった。
2着争いはインから先に2着に上がったレッツゴーキリシマを馬場の真ん中からキャプテントゥーレが追いかけるがジリジリとクビまで迫るのがやっとだった。
その後は3コーナーから捲り気味に上がってきたルメールのドリームシグナルが4着に粘りこみ、中団でゴチャついていた中からはスズジュピターが抜出して来たが5着までだった。

 ゴスホークケンはストームキャット系の父にミスプロ系グランドスラムが母の父なので距離延びるのはプラスになるとは思えないが、持っている天性のスピードで2000辺りまでこなす可能性はある。来年は皐月賞からNHKマイル、そして安田記念と駒を進めてもらいたいものだ。

 2着のレッツゴーキリシマはハイペースで折合がついたのが好結果につながった様だ。幸騎手の好騎乗と言っていいだろう。折り合いさえつけば距離延長もこなしそうだ。

 3着キャプテントゥーレは先行して安定したレースができるのでこれからも大崩はなさそうだ。距離延長は何ら問題ないのでクラッシクでもそこそこ活躍するのではないかと思う。

 スズジュピターは前残りのレースで競馬ができなかった。馬群の中で動けなかった面はあるにしても、ヨシトミの騎乗には冴えがない。怪我をしてからのヨシトミは勝率、連対率は急落しているので、恐らく体調面がイマイチなのだろう。当分ヨシトミガ乗る人気馬は馬券の対象にならないと見たほうがいいかもしれない。

 人気のアポロドルチェは外枠が堪えた様だが、日本であまり成功していないリローンチ系の父にストームバード系の母の父であるから早熟の可能性が高いと見ている。父系は珍しいマンノオー系なので血の偏りを防止するためにも頑張って貰いたい血統なのだが…。

 それにしても、阪神JF、朝日杯FSとも抽選で出走できた馬が勝った。まだまだ素質馬が出てきそうな雰囲気で楽しみだ。

 


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