阪神カップ 予想 [競馬]
登録馬が何と66頭。週間競馬ブックの馬柱が4頁にわたっていた。キンシャサノキセキは京都金杯に回るし、スーパーホーネットは熱発で回避するしで、登録頭数の割りにイマイチ面白みが失せた気分である。
出走馬を見渡すと逃げ馬がいない。フサイチリシャール、マイネルシーガル、プリサイスマシーン、ローレルゲレイロあたりが先に行きそうだが、何が行ってもビュンビュン飛ばしそうはないのでペースが緩みそうだ。推定タイムは1分20秒の後半か。
ピークを過ぎたと思われるダイワメジャーに勝てない馬の集まりであるから大したメンバーではないが、それでもマイルCS組が力は上だと見ている。その筆頭格はスズカフェニックスだろう。今回が叩き3戦目で走り頃であるし、調子も上がっているようなので本命にしたいところであるが、展開が微妙なこともあり素直に飛びつけない。いい末脚で追込んでくるもチョイ届かずのシーンが目に浮かぶので対抗にしたい。
本命は伸び盛りの4歳馬ドラゴンウェルズにしたい。ロベルト系のダイナフォーマーが父なので極端に時計が速くなるのは良くないが、少し時計の掛かる芝ならこの馬の持ち味である勝負強さが生きてくるのではないかと見ている。コーシローが前半を上手に我慢させれば、直線爆発すると見ている。
先に行く馬の中では本来ならフサイチリシャールを一番手に挙げたいところだが、この馬はユーイチが乗らないと走らないような気がする。イワタ、ウチパク、ペリエなどの名手が乗っても二桁着順が多いし、サメジマ君でも全く同じである。距離適性はあるにしても、今回は掲示板に載れば上出来ではないかと見たい。同じ先行勢の中ではマイネルシーガルに期待している。弱い3歳世代なので人気が無いようだが、凡走しているのはGⅠだけで、GⅡ、Ⅲクラスではいつも先行して渋太く好走している。初めての阪神コースは少し気になるが、少し力の要る今の馬場なら合うような気がしているので単穴に抜擢したい。
連下は千四適性がナンバーワンのエイシンドーバーとこれまた休み明け3戦目の実力馬プリサイスマシーンの2頭だ。奇しくもこの2頭は今年春の阪急杯の同着勝馬である。あれから10ヶ月が過ぎて、同じような力関係であればもっと上位に評価をしなければならないのだが、伸びしろは若くて成長力のある馬に敵わないだろう。既に力は逆転されているのではないかと見ている。
まとめると
◎ ドラゴンウェルズ
○ スズカフェニックス
▲ マイネルシーガル
△ エイシンドーバー
△ プリサイスマシーン
馬券は◎○を軸にした3連単を買う予定である。
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