愛知杯 回顧 [競馬]
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レース結果 天候;曇 馬場;良
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1 ○ ディアデラノビア 1:58.9 3F 35.7
2 △ ニシノマナムスメ 1/2
3 ◎ アドマイヤキッス ハナ
4 ペースオブラヴ 1 1/4
5 マイネカンナ クビ
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馬券 諸般?の事情によりパスしました…
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ウオッカとダイワスカーレットの2頭だけは別格だが、他の3歳牝馬のレベルはそれほど高くはないようだ。今日のレースはニシノマナムスメの勝パターンだったが、それでも57Kを背負った古馬に勝てないようでは、今後もよほど恵まれない限り重賞は勝てないと思う。
予想通りシェルズレイの逃げで始った。ディアデラノビア、ニシノマナムスメ、アドマイヤキッス、アルコセニョーラなどの有力馬は中団で、ヤマニンアラバスタが例によって後方に位置した。
シェルズレイのペースは3ハロン35.0、千通過が59.1と平均ペースだったが、気負いすぎたのか向う正面では2番手を5馬身近く離しての逃げとなった。4コーナーを回ると後続がどっと押し寄せてきて差はほとんどなくなり一団の馬群となり直線に向いた。
直線でインに潜り込んだユタカのニシノマナムスメが抜け出し先頭に立ってこのまま押し切るかと思われたが、馬場の中央からルメールのディアデラノビアの切れる脚が炸裂しあっという間に交わしてゴールに飛び込んだ。ディアデラノビアの外からアドマイヤキッスも一呼吸遅れて伸びてきたがニシノマナムスメにハナ届かずの3着であった。逃げたシェルズレイは直線バタバタで先頭から1秒差の14着惨敗であった。
ディアデラノビアは直線馬群を上手く捌いて抜け出してきたが、抜け出してから先頭を行くニシノマナムスメを捉えて突き離すまでの一瞬の切れ味は迫力があった。この馬は平坦の短い直線で瞬発力を生かす競馬が合っているようだ。このレースが最後で繁殖に上がるようだが少し勿体無いような気もする。
3着のアドマイヤキッスは直線で前が開かなかったのか追い出しが遅れたように見えた。瞬発力では上位2頭には分が悪く早めに抜け出して押し切る形にできなかったのが敗因だろう。ゴール前伸びているように見えたが、ニシノマナムスメが脚を使い切って止まっていたからそう見えたのかも知れない。アンカツもアドマイヤオーラ、アドマイヤキッスと2週続けて不完全燃焼な騎乗ではアドマイヤの馬主から何か言われるのでは…? それにしても松田博調教師とイワタ君の間で何らかのトラブルが発生しているとの噂は本当なのだろうか?
ニシノマナムスメはユタカが完璧な騎乗でインからスッと出てきた時は勝ったと思ったが、最後止まってしまったように見えた。やはり一ハロン距離が長いのではないだろうか? この程度のメンバーで勝てないとなるとGⅠでは参加するだけだろう。まぁ、良血であるので期待過剰の面もあるが…。
重賞を勝っているアルコセニョーラもディアチャンスも見るべきところは何もなかった。むしろマイネカンナ、ランペイアあたりがローカル重賞で穴を開ける可能性があると見た。
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