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有馬記念 予想 [競馬]

 ダイワスカーレット、ダイワメジャー、サンツェッペリン、コスモバルク、フサイチパンドラと先行タイプの馬が多い。更に、捲り気味に早めに進出するのがマツリダゴッホ、デルタブルース。ユタカもJCの反省から前々でのレース運びをしそうな気がする。ウオッカも小回りを意識して早めに仕掛けるような気がする。ペリエもメイショウサムソンの前で競馬を考えていると思う。

                     

 恐らくダイワスカーレットの逃げになると思うが、後半に脚を残しておきたいアンカツはできるだけペースを落すことになるだろう。従って、前半はスローペース確実で、向う正面の中ほどあたりから各馬が動き始めピッチが急に上がってくるのではないかと見ている。

 今開催の中山はスタミナと持続力の要求される馬場になっている。加えて日曜日は雨模様なのでスピードと瞬発力が持ち味のサンデーサイレンス系の馬には少し厳しい馬場になるのではないだろうか。推定タイムは稍重に馬場が悪化すると見て、2分32秒台後半になるのでは…。

 メイショウサムソンの追い切り評価が芳しくない。馬体のハリもイマイチで冬場は良くないとの声も聞かれる。JCでの疲れが取れていないのだろうか。今回は休み明け3戦目で本来なら走り頃のはずなのだが…。陣営の三味線なんてことはないよなぁ~。
それでも、余程のことがない限りメイショウサムソンの軸は固いと見ている。当日は雨模様なので天も味方しているようだ。少なくともJC組に負けることはないだろう。JCで先着されたポップロックは昨年5歳で2着だが、6歳で昨年以上の着順になるのは有馬記念の歴史を振り返れば困難だろう。過去のパターンからは着順を落とす例がほとんどである。

 メイショウサムソンに先着できる可能性があるのは別路線組だろう。マイルCSのダイワメジャー、エリザベス女王杯のダイワスカーレット、フサイチパンドラ、菊花賞のロックドゥカンブ、サンツェッペリンが候補であるが、距離不安のある馬や牝馬には負けるようなことは無いと考えていいだろうと思う。となると、有馬記念で実績を残している菊花賞組が最も可能性が高いと見ていいのではないだろうか。

 菊花賞組でも血統からはロベルト系だろう。ロベルト系の特徴は3歳春から秋にかけて急速に力をつけ、一気にGⅠを奪取する成長力である。更に外国産馬でロベルト系と言えばすぐに2頭の有馬記念馬グラスワンダー、シンボリクリスエスを連想する。外国産馬ロックドゥカンブは南半球産なので、今が3歳春と言うことで上がり目も十分ある。巷間言われている今年の3歳牡馬はレベルが低いのではとの懸念もあるが、菊花賞では脚を余して負けたので底を見せていない。馬場が渋りそうなのも有利だし、53Kの斤量も魅力でヤネもキネーンとなればメイショウサムソンを逆転する可能性があるのはこの馬しかいないだろう。テン乗りで勝てるほど有馬は甘くはないとの見方もあるが…。

 ウオッカもロベルト系だが、タニノギムレットは皐月賞で不器用なレースをして3着で産駒の中山芝での成績は何と(1,1、1、36)。勝ったのは2000の未勝利戦のみである。サンプル数が少ないので必ずしも適性が無いと断言できないが大きな減点材料である。小回りを意識して早めに仕掛けると、宝塚記念のように直線で末を失くしてしまうので、大外枠もあり思い切って殿強襲の直線勝負に出たときに活路が開けるかもしれないが、常識的にはかなり厳しいだろう。

 6歳馬が6頭も出走する。昨年の2,3着(ポップロック、ダイワメジャー)、3歳時に5,6着(デルタブルース、ハイアーゲーム)、4年連続出場で4歳時に4着のコスモバルク、それに条件馬のレゴラスである。過去30年で6歳以上で勝利したのはグリーングラスとダイユウサクの2頭のみで、2着もホウヨウボーイ、ギャロップダイナ、アメリカンボス、タップダンスシチーの4頭だけである。正直、今年は6歳世代が勝つ可能性はほとんど無いと見ている。6歳世代で頭一つ抜けていると思われるポップロックも4歳世代との勝負付けは終っていると言っても差し支えないだろう。得意の渋り気味のの馬場でペリエの腕に期待したとしても昨年以上のパフォーマンスは難しいと見ている。他の6歳馬は掲示板に載れば上出来だと思う。

 強い4歳世代がメイショウサムソンの相手になるのではないかと見ている。中でも骨折休養明けを一度叩かれたドリームパスポートは、調教の動きも順当に良くなっているようなので、今度は歴戦の実力を発揮してくれると思う。ヤネが今期未勝利で自厩舎の高田騎手なのはマイナス材料であるが、皐月賞でも2着に持って来ているし、枠順にも恵まれたので馬群の前のほうでジッとしていて、直線インからスルスルと抜出すパターンでメイショウサムソンに迫ってくるような気がする。

 マツリダゴッホも7戦4勝の中山では見直す必要があると思う。得意の3コーナーからのロングスパートが嵌ればメイショウサムソンを脅かすことも考えられるが、直線の坂でどこまで持たせられるかだろう。サンデーサイレンス産駒で最も期待できるのはこの馬だと思うが、さすがに相手が強いと思われるので連下の評価が妥当だと思う。

 船橋のパチンコ屋の馬2頭は「有馬記念のヒント;ダイワメジャー、ダイワスカーレットの連対はない!?」で書いたように不安だらけなので今回は見送りが正解だと思う。強いて言うなら、ダイワメジャーに3着の可能性がないではないのだが…。

 まとめると

     ◎ メイショウサムソン
     ○ ドリームパスポート
     ▲ ポップロック
     △ マツリダゴッホ
     ★ ロックドゥカンブ

馬券は◎中心にした馬連、3連単を主力に★を軸にした3連単を少々買いたい。


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