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【株戦記】 大回り3年、LDショックから3年目… [株]

今週の市場
 売り手には涎が出るような美味しい東京市場であった。
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           週末値       前週比
日経225       14,110         -581
日経JQ          1,661         - 53

NYDOW       12,606         -194
NASDAQ        2,439         -  65
CMEN225    14,175         -330
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 日経平均は大きく下落し終値で昨年来安値を更新した。今年になり1197円、-7.8%下げたことになる。騰落レシオは66.6%と売られ過ぎを示している。尚、オプションSQ値は14355円であった。
 新興市場も日経ジャスダック平均が2004年12月の水準まで下落し、マザーズ指数も700ポイント割れ寸前である。

 業種別では保険、医薬品などが上昇したが、不動産、証券・商品先物、機械などが下落し、特に不動産の下落率は-9.9%と目立った。

 米国市場はインテルショックで下げたものの水曜日から反発し戻り基調だったが、金曜日にアメックスがカード利用者の返済遅延増加を発表したことで、個人消費に対する不安から売られ大きく反落して終えた。特にテクノロジーセクターの下げが目に付いた。

 10日に発表された携帯電話契約者純増数ではソフトバンクが8ヶ月連続の首位で、好調が伝えられていたドコモは契約者数の伸ばしたもののauを逆転できなかった。株価は好対照でソフトバンクが週間で-7.4%、KDDIが-3.7%なのに対し、ドコモは+2.2%であった。

 買い手不在、買い材料なく売り材料たっぷりの判り易い東京市場なので、週初に3銘柄ほど売りを建ててみたが、面白いように下がりそこそこ利も乗ったので週末に買い戻した。まだまだ下がると見ていたが3連休を控えていたので一旦利益を確定した。

来週の主なスケジュール
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国内
   16日 11月機械受注

海外
   15日 12月小売売上(米)
   16日 12月消費者物価(米)
   17日 12月北米製半導体製造装置BBレシオ
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来週の展望と投資スタンス

 東京市場は指標面からは売られすぎなので自律反発してもいい状況にあるが、それ以上に外部要因に左右されることになると思う。
 来週は米国で経済統計指標発表が多く、インテル、シティG、JPモルガン、メリルリンチなどの10-12月期決算発表も控えているので、これらを睨みながらの展開になることは間違いない。

 投資スタンスは売りを継続するが実際に売りを建てるかは迷うところである。15日のインテル、シティGの決算発表を受けた米国市場がどう動くかを見て判断を下したいと考えている。まあ、迷ったときは手を出さないで見ているのが正解なのかも知れないが…。
 個人的にはライブドアショックから3年目を迎える新興市場には注目している。「大回り3年小回り三月」の格言がありそろそろ動くような気がしているので、指標などを見ながら銘柄を絞り込んでその時に備えたいと思っている。

 


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