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【株戦記】 総悲観近し…? [株]

今週の市場
週初(-610円)と週末(-432円)の往復ビンタでダウン寸前の東京市場であった。[soon]

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               週末値       前週比
   Nikkei225     12,782         -821
   NikkeiJQ       1,505         -  48
   Mothers            634         -  61

   Dow30         11,893         -373
   Nasdaq           2,212         -  59
   CMEN225    12,655         -650
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米国株安、円急騰を受けた東京市場は案の定大幅下落で始まった。その後13000円を挟んだ揉みあい状態が続くも、6日の米国で投資ファンドの資金繰り悪化などを材料に売り込まれたこともあり、7日には12744円まで下落する場面もあった。

業種別では鉱業だけが値上りし、鉄鋼(-12.4%)、不動産(-11.8%)、ガラス・土石(-10.0%)などの下落が目立った。

米国市場ではDOWが週末に12000ドルを割り込んだ。特にシティG、AIG、JPモルガンチェースなど金融株の急落が目立つ。NASDAQも連日の昨年来安値を更新と冴えない。

7日に携帯電話契約者純増数が発表されたが、ソフトバンクが10ヶ月連続の首位を確保したにもかかわらず、株価は-137円と大幅下落だった。KDDIが予想以上の数字であったためと思われる。TCAの発表データを見るとKDDIの純増はプリペイド契約で嵩上げされているのだが、市場はソフトバンクの勢いに翳りが出たと見たのかもしれない。形振り構わぬKDDIの販売促進策に焦りの色があるように見えるのだが…。

来週の主なスケジュール
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  国内
     10日  1月機械受注
     14日  先物・オプションSQ

  海外
      09日  米国サマータイム
     13日  2月小売売上高(米)
     14日  2月消費者物価指数(米)
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来週の展望と投資スタンス
原油高騰、雇用統計の悪化で下落した週末の米国市場を受けて、下落で始まると予想される来週の東京市場だが、今年の1月22日につけた12572円を割る可能性もあると見ている。加えて週末14日にはSQが控えているので、先物主導で下げが加速される場面もあるかも。市場は総悲観状態になるような気がする。「総悲観は買い」と言われるが、流石にこの局面で買いに出るには勇気が要るので、様子見が基本スタンスになると思う。来週に限っては売り建てもいいかと思っているが…。

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タグ: 投資
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