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中山牝馬S 回顧 [競馬]

牝馬のハンディ戦は難解ですなぁ~。何が吹っ飛んでくるかわかりませ~ん。[soon]

レース結果                        天候;[晴れ]    馬場;良
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     [1]    ヤマニンメルベイユ    1:48.4    3F35.8
     [2]    マイネカンナ         1/2
     [3] ◎ キストゥヘヴン        1 1/2
     [4] △ ニシノマナムスメ       クビ
     [5]   ハロースピード        クビ
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馬券 相性の悪い重賞です。  11663953.gif

まずハナに立ったのはヤマニンメルベイユだったが、外からイクキューズがこれを交わして先頭に。3番手にはレインダンス、逃げると見られたシェルズレイ4番手の外、その後にキストゥヘヴン、タイキマドレーヌ、ニシノマナムスメ、中団後方にハロースピード、マイネカンナ、少し離れた殿からヤマニンアラバスタの並びとなった。

逃げるイクスキューズのラップは3F36.2、千が60.8のスローペース。並びにほとんど変わりなく4コーナーから直線に向くと、ヤマニンメルベイユが先頭に立ち、ニシノマナムスメが、コスモマーベラスがこれを追う。残り200を切ると、外からキストゥヘヴンが末脚を伸ばしてくるが、大外からマイネカンナが急襲してきた。後続を2馬身ほど引離してゴールに向うヤマニンメルベイユに襲い掛かったのはマイネカンナだったが半馬身ほど届かなかった。3着にはゴール前垂れたニシノマナムスメを交わしたキストゥヘヴンが入った。

昨年は重馬場を逃げて3着に粘ったヤマニンメルベイユだが、今年は良馬場で2番手からの抜出しと安定したレースで勝ってしまった。昨年の回顧でも重馬場なら今後も要注意と書いたが、良馬場で勝ってしまうとは。晩成型メジロマックウィーンの血のなせる業なのか、それともハンディに恵まれればこの程度のレースには勝てると言う事なのか。恐らく両方だろうが、それにしても強い勝ち方だった。半弟のヤマニンキングリーもきさらぎ賞で切れる末脚で差のない3着に食い込んでいるのを見ると走る一族なのだろう。それでもヴィクトリアマイルでどうこう言う馬ではないと思うが…。

上り3F34.4の脚で2着に突っ込んだマイネカンナだが、攻め馬状態も良く、ハンディにも恵まれた好走であろう。4歳馬で血統もいいのでこれから伸びる可能性もあると思うが、すぐにGⅠと言う訳には行かないだろう。新潟のマイル辺りが適しているような気がする。

何ともじれったいのはキストゥヘヴンである。堅実なレースはするのだが、いまひとつパンチが足りない。先に行くと末が鈍り、中団からだと思うように切れない。強い世代の桜花賞馬だがもう終わっているのかも知れない。今回はハンディが堪えた面があるかもしれないので、定量戦でもう一度見てみたい気もする。ただ、府中コースではイマイチなのでヴィクトリアマイルではあまり期待はできないが…。

ユタカのニシノマナムスメは放牧明けとハンディが最後の伸びを鈍らしたのではと思う。次は変わり身を見せるだろう。しかし一番人気になるとは…。

2番人気のレインダンスは中山コースが合わないこともあるだろうがブービーとは負け過ぎである。立て直すのは容易ではないような気がする。

期待したタイキマドレーヌは3,4コーナーの中間あたりから鞭が入るようでは調子がイマイチなのだろう。血統の良さが成績に結びつかないようなら牧場に返したほうがいいように思うのだが…。

4歳世代の牝馬は強いと言われているが、それほどでもないようだ。強いのはダイワスカーレット1頭だけのようだ。現時点ではダイワスカーレット以外は牝馬GⅠを勝てないと見ている。


 


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