日経賞 予想 [競馬]
中山二千五百はコース形態が独特のため馬によって向き不向きがはっきりとでる傾向があるので、このレースで好走するような馬は暮れの有馬まで確りと記憶しておく必要がある。
ヨイチサウス、シルクフェーマス、コスモバルクと逃げたい馬が揃っているが、恐らく前走控えて失敗したヨイチサウスが手も江田照に戻り何が何でもハナを切ると思う。シルクフェーマスが追いかけ、マツリダゴッホも3,4コーナーの中間あたりから捲ることが予想されるので、全体として平均ペースになると見て、推定タイムは2分32秒前後になるのでは?
中山芝5勝、GⅠ、GⅡ勝も全て中山コース。まさに中山の鬼であるマツリダゴッホが一番手だろう。問題は休み明けと59Kの斤量だが、じっくりと乗り込んで仕上がりも良く鉄砲実績もあり、他の有力馬も背負っているのでそれ程ハンディにはならないだろうと思う。昨年のこのレースは3着でトウショウナイトにクビ負けたが、その後の成長度を考えるとたとえ2Kの斤量差があってもトウショウナイトには負ける事はないと見ている。
相手は歴戦の古馬より新鮮味のある4歳馬のココナッツパンチを取りたい。まだ1勝馬で10ヶ月の骨折休養明けの上に、中間熱発があり順調さを欠いている状況では強くは押せないところもあるが、出してくる以上は仕上がりも問題ないと判断したい。何しろ2戦目でアドマイヤオーラと差のない競馬をし、府中のマイル半では今年の天皇賞の有力馬の1頭であるポップロックとも接戦を演じている。4歳世代は弱いと見られているが、この馬の素質と能力は別格でキャリアの浅さと休み明けのハンディに優ると見たい。
中山得意のトウショウナイトも、過去このレース2着、4着、2着と適性を示しているのでダークホース以下には落とせない。ただ、昨年のような迫力はないので昨年以上の成績は望めないと見ている。
重賞連勝中のアドマイヤモナークだが負かしてきた相手が大したメンバーではないので額面通りに受け取るのはどうかと思う。ヤネも替り相手も骨っぽい上に58Kを背負っているので末脚のキレに影響するのと見て連下としたい。
他ではノリのタスカータソルテだろう。二千五百の距離も中山コースも合っていると思えないが、4歳馬の伸び代とノリの長距離での手綱捌きに期待しての連下である。
まとめると
◎ マツリダゴッホ
○ ココナッツパンチ
▲ トウショウナイト
△ アドマイヤモナーク
△ タスカータソルテ
馬券は◎を軸にした馬連と3連単にしたい。
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