【株戦記】 散る桜、花冷えの株価、悲観の新年度入り…？

今週の市場
兜町周辺は桜は満開だが市場は出来高も少なく花曇の週であった。

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　　　　　　　 　　　　　　 週末値　　     前週比
　　　Nikkei225　    12,820          338
　　　NikkeiJQ　　     1,455            11
　　　Mothers            630            36

　　　Dow30       　 12,216         -145
　　　Nasdaq          2,261              3
　　　CMEN225　　  12,685           465
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日経平均は３月１７日の安値１１６９１円から８営業日で１０００円以上上昇したが、下値拾いの見直し買いと期末特有の化粧買いによるものだろうと思う。為替が比較的安定していたこともあるが…。
新興市場はマザーズ指数が先週から５日連騰後、２７日木曜日に僅かに下げたものの翌日には戻した。
業種別では鉱業、海運が週間で１０％以上上昇し、水産・農林、保険などが下落した。

個別にはライトオン、ポイント、オリンピックなどの小売銘柄の上昇が目を引いた。為替の影響が少ない内需関連銘柄に物色動向が変化した証だろう。この傾向は当分続くと思うのだが…？

今週は相場を見ているだけだった。１月に仕込んだヤフーが利が乗っているので売却しようかと思ったが、マイクロソフトの買収提案で何か新しい動きが出て来そうなので、もう少し待つことにした。

来週の主なスケジュール
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　国内
　　　３１日　　２月鉱工業生産速報
　　　０１日　　３月調査日銀短観

　海外
　　　０１日　　３月ＩＳＭ製造業景気指数（米）
　　　０２日　　ＦＲＢ議長上下両院合同経済委員会証言
　　　０３日　　３月ＩＳＭ非製造業景気指数（米）
　　　０４日　　３月雇用統計（米）
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来週の展望と投資スタンス
来週から新年度入りである。週末のCMEが大証終値より－１５５円の１２６８５円で帰ってきているので、安く始まると思われる。内外で経済指標の発表があるが、どれも悪い数字が見込まれているので、地合いは悪く日経平均はかなり下落するのではないかと見ている。お化粧買いも剥げ落ちるだろうし…。利益確定売りも出てくるだろうし…。ブルーな新年度入りになりそうだ。

投資スタンスは売りで短期勝負に徹したい。為替や先物の動向に振り回され、相場環境の急変もあると見ているので慎重に対処しようと考えている。見ているだけのほうがいいのかも知れないが…。

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