SSブログ

天皇賞 回顧 [競馬]

予想通り5歳世代が強かった。4歳世代も思った以上に成長しているようなので、宝塚記念は間に合わないかも知れないが秋にはGⅠを取れるかも…。[soon]

レース結果                        天候;[晴れ]    馬場;良
-----------------------------------------------------------
     [1] ▲ アドマイヤジュピタ   3:15.1    3F 35.3
     [2] ○ メイショウサムソン    アタマ
     [3]    アサクサキングス    2 1/2
     [4]    ホクトスルタン       3/4
     [5] △ アドマイヤフジ       1 1/4
-----------------------------------------------------------
馬券 馬連:11504256.jpg 3連単:ゴラァ~、マサミ~!

下馬評どおりホクトスルタンの逃げ。1000mが61.1、前半のマイルが1分37秒9のスローな流れだが、ハロン12秒台のラップを持続して後続に脚を使わせるノリの絶妙なペース配分だった。2000mが2分3秒0、残り800からペースが上がりハロン11秒台に。後半のマイルは1分37秒2で前後半で0.7しか差のないバランスの取れたタイムから、底力の試されるレースであった。昨年より前半のペースが遅い分時計は悪いし、内容的にも昨年よりレベルが低いと思う。

GⅠ初挑戦で盾を手にしたアドマイヤジュピタは予想外の出遅れ。2、3番手の位置取りを予想していたが、道中メイショウサムソンの後につき、先に上がっていったメイショウに4コーナーで外に並びかけた。直線で早めに抜出して先頭に立ったが、内からメイショウに迫られ何とかアタマ凌いだ。勝ちはしたが本質的に3200は距離が少し長いようだ。母系にリアルシャダイが入っているとはいえフレンチデピュティ産駒に淀の2マイルを勝たれるのは、他の馬がだらしないからだと思う。

ユタカのメイショウサムソンは中団後目の位置取りで、3コーナー過ぎから外を回って徐々に進出して、4コーナー回ると3番手まで上がってきた。直線は外から先に抜出したアドマイヤジュピタをジワジワと追いつめたが、如何せん切れる脚がないのでアタマまで詰めるのがやっと。ここ2戦の不振からようやく脱出したようだが、依然として本調子には戻っていなかったようだ。今日のところはユタカの腕で何とか2着を確保したと見ているのだが…。

昨年の菊花賞馬アサクサキングスは終始2,3番手の位置取りで、直線逃げるホクトスルタンを捉まえに行ったが、外から5歳馬の2頭にあっという間に置き去りにされた。何とかホクトスルタンは捉えたが先頭2頭からは2馬身半も離され完敗である。予想以上の善戦であったが、5歳世代との力差は相当あるようだ。宝塚記念も厳しいと思うのだが…。

驚いたのノリのホクトスルタンだ。血統背景から期待を集めるのはわかっていたが、GⅠでは荷が重いだろうと見ていた。菊花賞で4馬身以上あったアサクサキングスとの差を1馬身以内に縮めたのは立派である。晩成型血統らしく相当成長しているようだ。4コーナーでもう少しリードを取れていれば3着はあったかも知れないが、この逃足は中山でならもっと威力を発揮しそうだ。暮れの有馬記念に出てくれば無視できない1頭になりそうだ。

期待したドリームパスポートは中団の内で勝負所で動けなかったこともあるが、直線はバラけた最内を突いても往年の伸び脚は見られなかった。マサミによると連休の交通渋滞で輸送に時間がかかり本調子でなかったようだが、厩舎の技量にも問題がありそうだ。松田博厩舎に比べると明らかに力不足である。2月から3回目の関西遠征になるような使い方にも問題があると思う。この際、宝塚は諦めて、秋に備えて立て直して貰いたいものだ。

ポップロックはペースが上がった3、4コーナーの中間辺りで早々とムチが入っていた。やはり軽い京都の芝は合わないようだ。12着と惨敗したが重馬場で時計のかかるレースになればGⅠでも掲示板に載る力はまだあると思う。距離も2マイルよりはマイル半前後がいいように思うが…。

昨年3着のトウカイトリックは予想外の先行策で残り400までは粘っていたが、直線は歩いて馬群に沈んだ。この馬も転厩が影響しているのではないかと思う。

今後を展望すると、弱いと言われた4歳世代だが徐々に力を付けてきている様なので、秋にはホクトスルタンアルナスラインロックドゥカンブアドマイヤオーラなどがGⅠ戦線の主力になる予感がするのだが…。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

青葉賞 回顧プリンシパルS 予想 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。