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ヴィクトリアマイル 予想 [競馬]

強い4歳牝馬世代のGⅠ馬が3頭顔をそろえたが、3頭とも昨年のこの時期にGⅠを勝ってからその後のレースでは連対の実績もない。格を重視するか、勢い取るか迷うところだ。[soon]

下馬評ではエイジアンウィンズ、ヤマニンメルベイユあたりがハナを切りそうだが、どちらが行ってもスロー必至だろう。内枠の木刀ゴトーが思い切った逃げにでもでれば少しは流れが速くなるかも。緩い流れから後半4ハロンの決め手勝負になると見たい。推定タイムは1分32秒台前半か。

格は最上位で断然の一番人気ウオッカであるが幾つかの不安がある。一つはドバイ遠征から帰国後日が浅いことことである。遠征による消耗や検疫のストレスにより目に見えない蓄積疲労が抜けきっていない可能性がある。二つ目はダービーの勝利以降連対の実績もないことである。牡馬の一線級との戦いだったので厳しいことはわかるが、それにしても直線一瞬伸びるだけで最後は止まってしまう末脚を見ると、使える脚が持続しなくなっているような気がする。三つ目は血統面である。父タニノギムレットはダービー馬で府中適性はあるように思えるが、府中のマイルGⅠに限ってはタニノギムレットの父ブライアンズタイムからお世辞にも適性があるとは言えないのである。安田記念(過去20年)、NHKマイル(過去13年)を探ると、ブライアンズタイム系は安田記念2着のダンツフレーム、NHKマイル3着のタニノギムレットしか馬券の対象になっていないのである。ブライアンズタイム系は比較的ユッタリ流れるダービー、オークスでは好成績を残しているが、マイルGⅠともなるといくらスローとは言ってもマイル半のスローよりは明らかに流れ速くなるので、追走に脚を使い末を失くすのだと思う。
それにブライアンズタイム産駒はマヤノトップガン以外は3歳がピークで4歳以降に芝のGⅠを勝っていない事実もある。タニノギムレットも3歳春までしか競馬をしていない上に、現4歳馬が初年度産駒なのでハッキリした傾向を掴めていないが、少なくとも4歳になって急成長した産駒は今のところいない。以上からマイルで4勝しダービーを勝っているウオッカの実績は認めても今回は2番手の評価にしたい。

ダイワスカーレット、ウオッカ以外の4歳世代は並み以下のレベルで、GⅠでは5歳以上世代に勝てないと見ている。本命に推したいのは5歳馬のブルーメンブラットだ。千四で3勝してオープンに上がってきた馬だが、準オープンのマイル戦でもエイシンドーバーあたりと接戦をしていた実績もあるので距離は問題ないだろう。それより内枠をどう乗りこなすかだろう。恐らくゴトーは前に出してレースをしインで流れに乗り、直線坂上から追出すことを考えているような気がする。

恐い馬がもう1頭いる。アンカツのジョリーダンスだ。昨年の5着馬だが負けた相手は今年は1頭も出走していない。その後安田記念で3着するなど府中マイルの適性も十分である。ここを目標にローテーション組んだようで今年3戦目の走り頃でもある。アンカツの腕にも期待して“黒馬”に指名したい。

連下にはマイラーズCで並み居る牡馬と互角の戦いをしたニシノマナムスメとビシビシと調教で追われて変わり身が見込めるレインダンスの2頭を取りたい。

オークス2着馬のベッラレイアは久々の上乗り込んでいるようだが馬なり調教だけでは息が持たないだろう。一度使ってからだろう。GⅠ馬のローブデコルテピンクカメオは終わった馬と見ている。

まとめると   keiba_yosou27.gif

     ◎  ブルーメンブラット
     ○  ウオッカ
     ▲  ジョリーダンス
     △  レインダンス
     △  ニシノマナムスメ

馬券は◎○▲の馬連ボックスを中心に◎▲から3連単を手広く。

 


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