日本ダービー　予想：K cube　Lab：SSブログ

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日本ダービー　予想　[競馬] [編集]

前売り人気を見ると皐月賞組の評価が低いようだ。確かに皐月賞はタイム、内容とも平凡でここ１０年では最低のレベルだった。ＮＨＫマイル、青葉賞を鮮やかに勝った２頭とダートでぶっちぎって４連勝してきた馬に期待がかかるのも当然かもしれない。

雨は夕方には止み明日は晴の予報なので馬場は回復して稍重程度になるのではと見ているが、ボコボコの荒れた芝で時計はかかるのでは…。

アグネススターチが逃げ宣言をしているようなのでこの馬のハナは間違いないだろう。２番手にはスマイルジャック、レッツゴーキリシマ、サブジェクト、ショウナンアルバなどが続くだろうが、それ程ペースは上がらないだろうと見ている。動きがあるのは３コーナーあたりからで決めてに劣るショウナンアルバなどが仕掛けてくるような気がする。推定タイムは重馬場に近い馬場と想定して２分２６秒台後半あたりか。

今年の２月の時点で予想した「２００８年　クラシック三冠予想」ではマイネルチャールズをダービー馬の本命としたが、この考えは今でも変わらない。皐月賞では鋭い決め手のある馬に差されると見て評価を下げたが、持続力のある末脚は府中のマイル半向きと判断して主力にもってきたわけである。馬場が渋って切味が削がれる馬が多いのも有利に働くと見ている。マサミが小細工せずに普通に乗れば勝てると思う。

相手も皐月賞組から選びたい。皐月賞の２着から６着はほとんど差がなく実力も拮抗しているが、時計のかかる力の要る馬場ではフレンチデピュティ系のクロフネ産駒ブラックシェルが最も適性が高いと見て対抗に抜擢したい。ユタカがこの馬の瞬発力をどう活かすか見ものである。距離適性は少し見劣るかもしれないが、クロフネ自身もダービー５着だったので乗り方次第で克服できると考えたい。

ダークホースにはタニノギムレット産駒スマイルジャックを取りたい。タニノギムレット産駒の中山適性はすこぶる悪いが、この馬は究極の仕上げで展開にも恵まれスプリングＳを勝ってしまった。皐月賞はその反動もあり伸びを欠いたが、元々中山より府中向きの血統で適性も高いと見ている。距離面での不安は若干あるが、渋った馬場なら先行して渋太く粘る脚質が活きて来る様な気がする。

アグネスタキオン産駒の３頭はそれぞれ有力馬であるがレインボーペガサスとディープスカイの２頭は母系がDanzig系なのが割引だ。ダービーでもオークスでもＪＣでもＢＭＳがDanzig系の勝馬はいない。ダービーではマチカネアカツキとシックスセンスの３着が最高着順である。府中のマイル半は少し距離が長いのだと思う。この２頭は連下の評価にするが、どちらかと言うと３着付けがいいのかも…。

もう一頭のアドマイヤコマンドは青葉賞で大きく馬体を減らしていたので、、２度目の関東への輸送で更に減らしているようなら評価を下げてもいいだろう。当日の馬体重発表まで待たなければならないが、現時点では一応連下の評価にしておく。４戦目でダービーを制覇となるとフサイチコンコルドの３戦目以来の快挙になるが、前走の勝利は最短コースをスムーズに走れた恵まれたことを考えるとそれ程甘くないと思うのだが…。

これらをまとめて負かせるのは３連勝で共同通信杯を制したショウナンアルバが上手く折りあいがついた場合だろう。皐月賞のように折り合いを欠くとどこにも来ないが、共同通信杯のように先団で流れに乗るようなら一発あってもおかしくない。

ダートで圧勝してきたサクセスブロッケンだが芝は血統から何ら問題ないだろうが、距離は母のサクセスビューティから長すぎると思う。更に前脚に爆弾をかかえているようなので芝のスピードに耐えられるか心配でもある。馬券的には見送りだろう。

まとめると　　　