シリウスS 予想 [競馬]
昨年の1~3着馬が顔を揃えた。今年から阪神千八で行われるJCダートの前哨戦になるが、メンバー的には少し小粒な感じがする。
データから阪神二千ダートは圧倒的に先行有利だ。4コーナーで悪くとも4,5番手の位置に上がってきていないと苦しい。
ダノンビクトリー、ユキチャン、マイネルテセウス、イイデケンシンと先に行きたい馬が揃ったが、軽量ユキチャンとマイネルテセウスのハナ争いになるのではと見ている。先行争いは激しいが、4ハロン目辺りで流れは落着き平均ペースになるだろう。3コーナーから捲る馬、早めに仕掛けそうな馬もいるので、直線は意外にもつれるのでは? 推定タイムは2分4秒前後か。
最も安定しているのはトップハンディのワンダースピードだろう。昨年のこのレースは調子落ちで馬体が寂しかったがそれでも3着。阪神ダート二千は2勝し、共にレコードと抜群の適性を示している。斤量も背負い慣れた57K、鉄砲もOKなので連の軸はこの馬でいいと思う。
だが、ここは思い切って狙ってみたい馬がいる。初ダートで大外枠のハンディもあるが、予てからダートを使ってくるのを楽しみにしていたドラゴンウェルズである。Roberto系の父Dynaformerはケンタッキーダービー馬Barbaroを出して注目されたが、米国のダートでコンスタントに走る馬を出している。また昨年は英セントレジャー馬Lucarnoを出している。ドラゴンウェルズは初ダート、初距離だが血統からダートも距離もなんら心配ないと見ている。更にRibot4×5のクロスなのでスタミナ面の裏づけもありそうだ。最終追い切りを芝でやっているのは不可解だが、新進気鋭藤原師なりの考えがあってのことだといいほうに取りたい。ヤネにイワタを持ってきたのも何となく匂うのだが…。
3番手は人気でも昨年の勝馬ドラゴンファイアーだろう。休養明けの札幌では案外だったが、一叩きした今回は上積みがあるだろう。昨年ほどの勢いはないのと出遅れが心配である。
連下には先行するクロフネ産駒のユキチャンと今春3連勝でオープンまで上がってきたゲイルバニヤンの2頭を取りたい。
まとめると
◎ ドラゴンウェルズ
○ ワンダースピード
▲ ドラゴンファイアー
△ ユキチャン
△ ゲイルバニヤン
馬券は◎を軸にした馬連と3連複にしたい。
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