マイルＣＳ 回顧

風邪をこじらせ寝込んでいたこともありブログの更新が滞っていました。競馬がある週末になると都合よく風邪も逃げていくのか、熱も下がり喉の調子も回復してきたので、先週の積み残しを処理して、気分一新して今週の予想に取り組みたいと思っています。

　　　     　　　　　　　天候；　　 　馬場；良
----------------------------------------------------------------
　　　　 ブルーメンブラット　　1:32.6　前半3F 34.4 - 4F 46.3
　　△　スーパーホーネット　　３／４　 後半4F 46.3 - 3F 34.7
　　　　 ファイングレイン　　　  ３／４
　　　　 カンパニー　　　　　　  １／２
　　△　ローレルゲレイロ　　　１／２
----------------------------------------------------------------
馬券　完敗…　まだハナミズがタラーリ

逃げると思っていたコンゴウリキシオーが押えたこともあり、マイネルレイーニア、ローレルゲレイロで前が決まり、１０００ｍ通過が57.9と比較的落着いた平均ペースになった。前半の４Ｆが46.3、後半の４Ｆが46.3と、底力が問われる展開となり、実力馬が順当に上位を占める結果となった。

中団のインでコースロスなくレースを進めたブルーメンブラットが、直線に向き前が開くと切れ味のある末脚を見せて、鮮やかに抜け出してきた。有力馬が外枠に回った幸運にも恵まれたが、この馬も相当成長していたのだろう。今年のヴィクトリアマイルで◎を打った馬だが、マイルは距離が１００ちょっと長いのではと評価した。府中牝馬Ｓでカワカミプリンセスを破った時点では、距離には問題ないと評価を変更したが、まさか牡馬混合のＧⅠでこうも鮮やかに勝ってしまうとは…。まぁ、それだけ日本のマイル戦線のレベルが低いと言うことだろう。

２着のスーパーホーネットは昨年と同タイムで昨年と同じ２着なので実力は出し切っている。勝馬とはコース取りの差が大きかったが、あんなに後ろから行く必要があったのかとの疑問は残る。もう少し前で競馬をすればもっといいポジションが取れた思うのだが…。折角、コンゴウリキシオーが押えて平均ペースになったレースで勝てないようでは、これからのＧⅠではもっと厳しくなるのではと見ているのだが…。個人的にはロドリゴデトリアーノの後継種牡馬になってもらいたいので期待しているのだが…。

３着のファイングレインも中団のインを追走し流れに乗っていたようだ。直線、外に持出して一瞬伸びたが、最後は切れ味の差が出たようだ。この馬は直線平坦コースでやっぱり走る。無事であれば来年の関屋記念あたりで大がけしそうな気もするのだが…。

カンパニーも出脚がつかず後方から競馬となれば、追込んで届かずの善戦マンに戻ってしまった。ノリが脚質転換してから安定した成績を残してきたが、結局元に戻ってしまったのでは、年齢を考えても、そう評価のできる内容ではなかった。

主力に推したマルカシェンクは何と最後方の位置取り。４コーナーも最後方から大外を回す競馬では、いかな33.9の末脚を使っても届くわけはない。コメントを読むと自分としては上手く乗ったと思っているようだが、こんなレースしか出来ないユーイチは降ろしたほうがいいかも…。

ここまでのレースで示されたのは古馬のＧⅠ戦線は相変わらず５歳勢が主力で、４歳勢はアマゾネス２頭しか通用しないと言うことだろう。特に４歳牡馬はどうしようもなくレベルが低いことが明らかになった。今後は伸び盛りの３歳勢がどこまで成長を見せるかだろう。

 

タグ：ブルーメンブラット マイルＣＳ