弥生賞 予想

フイフスペトル、ナカヤマフェスタ、アントニオバローズが回避してしまい、空前の豪華メンバーといわれた前評判が萎んでしまった。

気になる馬場状態だが土曜日は稍重で準オープンの千八が１分５０秒３と約１秒ほど時計がかかり例年の重馬場のタイムだ。明日日曜日は曇のち雨の予報で気温も低いようなのでレースまでは降らないとしても馬場の回復は遅そうだ。

アーリーロブスト、レオウィザードの先行争いだろうが、スピードに優るアーリーロブストがハナを奪うと見ている。頭数も少なくスローな流れになるのは必至で、１０頭が一団となって４コーナーを回るのでは…？　推定タイムは２分２秒台の後半か。

ここまでメンバーが寂しくなると、実績のセイウンワンダーとロジユニヴァース２頭のマッチレースになると見たい。スローの上り勝負となると瞬発力の差が決め手になりそうだ。

セイウンワンダーの勝った朝日杯ＦＳは例年に比べてレベルが低かった。しかもインをついて距離ロスもない競馬での恵まれた勝利で、ゴール前外から迫ったフィフスペトルの方が強い競馬をしたと見ている。ただ、Robertoの３×４と春先急成長する血統でもあるのでロジユニヴァース以外の馬には大きな差をつけていると見ていいだろう。

一方ロジユニヴァースは暮れの阪神の出世レースを圧勝した。タイムも内容もサクラメガワンダー、アドマイヤムーンで決まった年のレベル相当と見ているので平均以上の水準と評価したい。父ネオユニヴァースが道悪のレースを得意としていたこともあり今の馬場にも向いていそうだ。ただ、直線の瞬発力勝負になると見劣るような気がする。

一応本命ロジユニヴァース、対抗セイウンワンダーとするが、レースの流れ次第では今回に限って逆があるかも知れないと見たい。

他の馬は力的に格下で数枚落ちると見ている。アーリーロブストは展開に恵まれ前残りも期待できるが２頭との力差は歴然としているのでせいぜい３着がいい所だろう。

むしろ、前走のシンザン記念１０着で人気を落としているモエレエキスパートが捲るレースをすると思うので、その勢いで３着に粘る可能性があると見たい。

　まとめると　　　　　　

　　　　　　　　　　　　◎　　ロジユニヴァース
　　　　　　　　　　　　○　　セイウンワンダー
　　　　　　　　　　　　△　　アーリーロブスト
　　　　　　　　　　　　△　　モエレエキスパート

馬券は◎○軸の３連単だけを少々買おうと思っているが、基本的には見るレースだと思う。

 

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