中京記念 回顧 [競馬]
サクラの馬が2週続けて波乱の立役者になった。本物の桜はまだ蕾だが競馬では一足先に満開か…!
天候; 馬場;重
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サクラオリオン 2:00.4 前半3F 33.9 - 4F 46.6
▲ ヤマニンキングリー 3/4 上り4F 49.0 - 3F 36.9
△ レッツゴーキリシマ 1/2
★ ヴィクトリー 1 1/2
メイショウクオリア クビ
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馬券 サンスポの水戸万助が◎を打ってたなァ~、サクラに。
内のレッツゴーキリシマがポンと飛び出したが、外から気合を入れてヴィクトリーが切れ込んで先頭を奪って逃げた。3ハロン33.9、1000通過が59.2と重馬場にしてはハイペースで、後続に突っつかれたためヴィクトリーのラップはそれ程緩まず、後ろからの馬もなし崩し的に脚を使わされた。後半の千が61.2とかかった割りに前残りの競馬になったのは、馬場がAコースのためインを通った先行馬に有利だったようだ。
15番人気のサクラオリオンが中団からの競馬でヤマニンキングリーをマークするような形で4コーナーを回り、直線先に抜出したヤマニンをゴール前交わした。父エルコンドルパサー(その父Kingmambo)、母の父Danzigと時計のかかる芝に向いている血統なのはわかるが、それにしてもこうもアッサリと7歳馬に勝たれてしまうとは…。ハンディに恵まれたのと平坦の時計のかかる芝適性からとしか言い様が無い。直線に坂のあるコースでの実績はイマイチなので、洋芝の函館、札幌あたりでまた穴を開けるかも…。何とも掴み辛い馬ではあるが…。
中団から早めに進出して4コーナーを回る時は3,4番手まで押上げていったヤマニンキングリーだが、直線残り100でレッツゴーキリシマを捉まえたので今日こそは勝てるかなと思った瞬間外からの馬に交わされてしまった。57Kのハンディがこの力の要る馬場で最後に堪えたのかもしれないが、どうにも詰めが甘いというか末脚が続かないというか勝ち味に遅い馬である。昨秋から使い詰めなので、この後は一息入れて得意の中京コースでの金鯱賞あたりを目指したほうがいいのでは…。金鯱賞の結果次第では宝塚記念に向うのもいいかも。
レッツゴーキリシマはインの馬場のいい所を2番手で追走し、逃げるヴィクトリーを直線残り200で捉まえたが、最後は脚が上がってしまったようだ。やはりこの馬にとって二千は長すぎると言う事だろう。ローカルのマイル前後であれば勝てるチャンスはあると思うので、新潟の関屋記念あたりが面白そうだ。
外枠の不利と58Kのトップハンディを背負ったヴィクトリーもハイペースの逃げでも大きく崩れず0.4差の4着に粘ったのは立派だと思う。皐月賞馬がようやく常識にかかってきたようなので、半兄リンカーンと同じような成長力を見せればGⅠでもそこそこやれるのではないかと思う。古馬の長距離陣は手薄なのでチャンスはあると見ている。
本命にしたノットアローンは予想通り前に出して(かかったのかも知れないが?)6,7番手からの競馬になったが、3,4コーナー中間あたりから置いていかれ、4コーナー回る時は最後方の馬群の中。結果3秒3遅れの殿負けとは…。何があったのか判らないがノド鳴りの持病のあった馬なのでそのあたりが影響して競争能力が衰えているのかも…。
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