富士S 回顧 [競馬]
強い世代と前評判の高かった3歳勢は掲示板にも載らず、0.2差7着のケイアイライジンが最先着だった。休養明けの為なのか、それとも成長力に欠けるのか、判断に迷うところだ。
天候; 馬場;良
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アブソリュート 1:33.3 前半3F 34.4 - 4F 46.4
◎ マルカシェンク ハナ 上り4F 46.9 - 3F 35.0
マイケルバローズ 3/4
リザーブカード ハナ
ザレマ ハナ
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馬券 軸は狙い通りドンピシャだったのに…
強くハナを主張したのはマイネルスケルツィの方だった。2番手にマイネルファルケでレッドスパーダ、サイレントプライド、ザレマなどが続いた。アブソリュートは中団のインに、大きく出遅れたマルカシェンクは最後方。
マイネルスケルツィのラップは3F34.4で1000通過は58.3とオープンとしては平均ペース。直線坂を上がってからもマイネルスケルツィは粘っていたが、残り200のハロン棒を過ぎたあたりからアブソリュートが抜出してきて、外から急襲したマルカシェンクと並んでゴールした。
前後半の4ハロンは46.4=46.9と平均ペースの割には上りもかかり、見た目には接戦だったがレース自体のレベルは平凡だった。GⅠでも通用しそうな馬は残念ながら見当たらなかったが、ひと叩きした3歳勢の変わり身には期待したい。
ダイナアクトレスの孫に当たるアブソリュートが府中のマイル重賞2勝目となった。中団の内ラチ沿いを追走し、直線坂を上がってから馬群を割るように抜出してきた。府中巧者らしい競馬であったが、5歳馬にしては15戦しか使ってないので伸びシロはまだまだありそうだ。それでもGⅠでは相当恵まれないと馬券圏内には入れないと見ているのだが…。
懸念していたゲートで安目を売り最後方からの競馬となり、4角も大外を回して直線上り33.7の末脚で追込んできたマルカシェンク。パドックには-10Kとようやくスッキリと絞れた馬体で登場した。このメンバーで56Kと斤量に恵まれたことも好走の一因だと思うが、素質から言ってもマイル前後ならこのくらい走って当然だと思う。次走は人気になるだろうが、恐らく期待を裏切ることになるような気もする。
3着マイケルバローズは一昨年のこのレースの2着馬でもある。後方2番手に位置し4角も外を回してきたが、直線で窮屈になりマルカシェンクの後を追うように伸びてきた。1分33秒台なので上位にこれたわけで、常に自分の時計だけはしっかりと走るタイプのようだ。
1番人気のレッドスパーダは何と+22Kの532Kは幾らなんでも重め残りだろう。2、3番手追走から直線も残り300までは頑張っていたが、結局0.6差の15着ではGⅠ2着馬にしては負け過ぎだろう。母系がストームキャット系なので成長力に疑問もあるので終わってる可能性もあるのだが…。
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