日経新春杯 回顧 [競馬]
牝馬が1、3着。折りしも米国では14戦無敗の牝馬Zenyattaが引退を撤回しオールウェザーの新設メイダン競馬場で行われるDubai World Cupに参戦するとの情報も…。ウオッカとの対決も楽しみだが相手はオールウェザーの鬼で、ウオッカは初…やる前から結果は…うゥーん、考えたくない。
天候; 馬場;良
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メイショウベルーガ 2:24.4 前半3F 34.0 - 4F 46.4
▲ トップカミング 3 上り4F 47.9 - 3F 35.8
レッドアゲート 1
○ サンライズマックス 1/2
ゴールデンメイン 1 1/2
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馬券 沈没! 昔から相性の悪いレースなんだょ~ん
押して押してドリームフライトがハナに立ち、テイエムプリキュアは+14Kが響いたのかついていけなかった。2番手にインティライミ、続いてベストメンバー、中団にレッドアゲート、後方からサンライズマックス、トップカミング、後方2番手にメイショウベルーガ、殿からキングトップガンの並びとなった。
ドリームフライトの1000通過が58.9と平均ペースで、向う正面では後続に5馬身程の差をつけていた。殿にいたキングトップガンが早めに動いて3番手まで上がって行った。残り800を過ぎると、後続が坂の下りを利して追い上げてきて4角では一塊の馬群となった。大外に持ち出したメイショウベルーガが残り200で先頭に並び、あっという間に後続に引離して余裕でゴールした。
二千四百の距離では2000年のマーベラスタイマーの本レースレコードに0.1と迫る歴代2位の時計であった。前後半の千二は「1分11秒3=1分13秒1」で一見前崩れのようだが、4ハロン毎は「46.4=50.1=47.9」なので中盤が緩み後続も楽に追走でき、結局上がりの瞬発力勝負になったレースだ。時計の出ない今の淀の馬場にしては勝ちタイムは優秀で、外差しが利きにくい馬場状態も考え合わせると、大外から差し切ったメイショウベルーガのレース内容には価値がある。父フレンチデピュティなので少し力の要る今の馬場に向いていることも味方したのだろう。ただ、相手が走らな過ぎた嫌いもあるので過大評価はどうかなと思う。今日のとこは何もかも上手く行きすぎたとの評価でいいと思うのだが…。
2着のトップカミングは4角ベストメンバーと並んで上がってきて、直線では一瞬先頭かの場面もあったが、メイショウベルーガーに一気に並ばれ突き放された。瞬発力の差は歴然で直線残り200だけで3馬身も千切られたのは完敗と言っていいだろう。賞金を加算できただけでも良しとしなくちゃって感じ。BMSサクラバクシンオーなのでどう見ても春の盾と言う感じはしないので、京都記念、日経賞、目黒記念あたりでどこまでやれるかの馬だと思う。
終始インの経済コースを通り、直線も内から伸びて来たレッドアゲートが軽ハンデを利して3着に食い込んだが、色気を出さずジックリ乗ったらたまたま上手く嵌ったようなレースだ。まあ、ハンデ戦だからこその好走と断言していいのでは…。
期待したベストメンバーは8ヶ月ぶりで+18Kで登場したが、馬体は仕上がっているように見えるも正面スタンド前では行きたがり掛かり気味。直線も並んで上がってきたトップカミングに交わされるとズルズルと下がるばかりで1.2差の7着。叩いた次は変わり身が見込めると思うが、思ったほど成長していない可能性もありそうで、次の阪神大賞典で判断したい。
トップハンデのサンライズマックスは気の抜けたようなゲートで後方からの競馬になり、4角は最後方で、直線はインを突いたが狭いところに入り抜出すのに手間取り、結局0.8差の4着。中団より前での競馬で成績を残してきた馬を、敢えて押えた競馬で一体何をしようとしたのだろうか、ユタカは。まさかこのレースは脚慣らしで、昨年勝った小倉大賞典のハンデを抑える為なんて思惑があったなんてことは…ないよなぁ~。
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