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シルクロードS 回顧 [競馬]

寒暖が周期的にやってくる“三寒四温”みたいな今日この頃、そろそろ牝馬は“フケ”が心配になる時期になってきた。今日のように最高気温が20度を越えると生理機能面に変調をきたす馬が出てきてもおかしくない。[soon]

             11489782.gif           天候;[晴れ]   馬場;良
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 [1]    アルティマトゥーレ   1:08.1  前半3F 34.4 - 4F 45.6
 [2] △ ショウナンカザン    1 3/4   上り4F 44.8 - 3F 33.7
 [3]    シンボリグラン      3/4
 [4]    シャウトライン      クビ
 [5] ▲ ラインブラッド      1 1/4
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馬券  惨敗だァ~[ちっ(怒った顔)]

ショウナンカザンがハナに立ち、2番手にアルティマトゥーレ、続いてグランプリエンジェル、レディルージュ。エイシンタイガー、シャウトラインなども先団グループ、ラインブラッドは中団やや後、出遅れたシンボリグランが後方2番手で、殿からプレミアボックスの並びとなった。

逃げるショウナンカザンは3ハロン34.4、4ハロン45.6と楽なペースで、3角と4角の中間辺りでは馬群が一塊となり直線に向いた。直線中程でアルティマトゥーレが逃げ込みを図るショウナンカザンをアッサリ交して突き放し、ゴール手前では手綱を緩めるほどの楽勝であった。

前後半の3ハロンが“34.4=33.7”と前半が1秒以上遅く、先行馬に楽な展開で脚を溜められた事もあり、そのまま流れ込んで押し切ったレースであった。上位に来た馬は馬場の内側を通っており、外に出したエイシンタイガーやレディルージュなどは馬群に沈んだ。

ノリが今週も自信に満ちた安定した騎乗でアルティマトゥーレに2つ目の重賞をもたらした。ゲートを出たなりで2番手に付け、逃げ馬を大名マーク。直線も余裕タップリに先頭に躍り出て力の違いを見せ付けた。牝馬なので55.5Kは実質トップハンデ、それで後続をこの距離で2馬身近く千切るのだから立派。6歳馬ながら3、4歳時のブランクがあり未だ13戦(7勝)しかしていないので馬体は十分フレッシュだが、次の高松宮記念がラストのレースになるような話なので何と勿体ないことかと思う。中京の千二は条件戦ながらも2戦2勝で2着をぶっちぎっている得意コースなので、外から被せられない枠に入ればGⅠも夢ではないと思う。

久しぶりの千二で逃げの手に出たショウナンカザンはマイペースに持ち込んだが、直線で勝馬に子供扱いされての2着。力の差は歴然で、今日のところはシンジの好判断で上位に来たと言う事だろう。

スタートで両側から挟まれる不利で出遅れたシンボリグランだったが、さすがにデムーロで慌てず上がって行き3角では中団まで押上げていた。直線は柵とグランプリエンゼルの狭い間に突っ込んできて、ゴール直前馬場中央で頑張っていたシャウトラインをクビ差した。8歳馬で+12Kはどうかと思われたが、3着に来たのはデムーロの腕で最内をロスなく回ってきたことによると思う。

本命にしたドラゴンウェルズは中団からの競馬だったが、直線はヤル気がないのか下がるばかりで1.3差の殿負け。太目残りだった前走からそれ程絞りきれず-4Kの494Kは誤算だったが、それにしても負け過ぎである。調教が素晴らしく期待していたので失望感も大きいが、汗をかく夏場になれば調子を上げてくると思いたい。既に終った可能性もあるが…。

ユタカのレディルージュは先行して4角は4番手で外を回り直線に向いたが、そこからは外が伸びない馬場もありサッパリで、1.3差のブービー。ボコボコの馬場を気にしていたとユタカは言っている様だが、乗り方の難しい馬なのは解るとしてもユタカには手が合わないのかも?

高松宮記念を展望すると、勝ったアルティマトゥーレは有力だが大外枠でズーッと外を回されたエイシンタイガーは見直したいと思っている。

 


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