金鯱賞 回顧 [競馬]
勝ったのはタップダンスシチーでこのレース3連覇している佐々木調教師、佐藤哲騎手コンビのアーネストリーであった。
天候; 馬場;良
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◎ アーネストリー 1:59.5 前半3F 37.0 - 4F 49.1
ドリームサンデー 1 1/4 上り4F 46.1 - 3F 34.2
△ スマートギア 2 1/2
▲ ホワイトピルグリム 1
アドマイヤオーラ ハナ
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馬券 またまた2着抜け…
ドリームサンデーが予想通り逃げて2番手もアーネストリーと読み通りの並びになった。掛かり気味のナムラクレセントが3番手で離れた中団にアクシオン、アドマイヤオーラ、ホワイトピルグリムが固まり、更に離れた後方グループの殿から2番手にスマートギアの並びとなった。
逃げるドリームサンデーのラップは3ハロン37.0、1000が61.0と超スローペース。結局直線入口で逃げ馬に並んだアーネストリーが直線楽に突き放してゴール。逃げたドリームサンデーも2着に残り、典型的な行った行ったの競馬で昨年末の中日新聞杯と同じ決着であった。
爪の不安で5ヶ月の休養明となったアーネストリーは少し太く見えたが、レースでは2番手から危なげなく抜出して中日新聞杯に続いて重賞を連覇した。順当な勝利と言っていいだろうし本格化したとも思えるのでいよいよ大きい所を狙えるのでは? 昨年の「アルゼンチン共和国杯 回顧」でも書いたが、これで大手を振って宝塚に向うことができる。阪神の内回り二千二百はこの馬の先行力が十分に活かせるので、スクリーンヒーロー、セイウンワンダーに続きグラスワンダー産駒3頭目のGⅠ馬になる可能性もあるのでは?
2着のドリームサンデーは楽に逃げれれば渋太い所を見せたが、これが精一杯で所詮ハンデキャップホースの域を出ていないように思う。函館、札幌の小回りコースのオープンで勝てるかも知れないが重賞を勝つまではどうかと思う。
スマートギアは流れに左右される馬なので今日の展開では3着がやっとだと思う。どちらかと言うと人気先行型なので馬券的妙味はないが、嵌れば重賞を勝つだけの力は持っているように思う。新潟のマイルや二千に出てくるようなら狙ってみる手はあるが…。
15ヶ月の休み明だったアドマイヤオーラは中団から外を回して流れ込み0.8差の5着。パンとしてくればこんなもんではないだろうが、使ったあと無事ならと期待もあるものの早熟血統なのでどうだろうか?
落鉄が影響したのか0.8差の7着に敗れたアクシオンは、ここをひと叩きしてローカルの重賞狙いなのかも? 昨秋の勢いを失ったのは気になるが…。
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