秋華賞　予想：K cube　Lab：SSブログ

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秋華賞　予想　[競馬] [編集]

メジロラモーヌ、スティルインラブに続く3頭目の三冠牝馬が誕生するとの前評判だが、ＧⅠはそれ程甘くはないような気がする。小回り福島の新馬戦で3着に敗れているのと、何せエビショーだからスタートで何かが…？

逃げるのはアグネスワルツかオウケンサクラのどちらかと思うが、ローズＳで押さえて失敗したオウケンがハナを主張するのではないだろうか？

ハナを争うアグネスワルツ、オウケンサクラと直後につけるアプリコットフィズの3頭は直線の切味勝負に弱いタイプなので平均ペース以上でレースを引っ張り持続力勝負に持ち込みたいと思っているはずだ。この3頭を目標に外々をアパパネが差を詰めてくるだろうから、後続もなし崩し的に脚を使わされるに違いない。直線の短い淀の内回りで持続力勝負になれば内々経済コースを通った馬が有利になると見たい。推定タイムは良で1分58秒台の前半で、ファビラスラフインのレコードに近くなるような気がする。

今年の2月に予想した「2010年　クラシック三冠馬予想」では秋華賞の候補としてアグネスワルツとベストクルーズの2頭にしていたが、2頭とも馬柱に名前があるのは嬉しい反面正直驚いている。消長の激しい牝馬戦線で2月時点で選んだ馬が2頭ともゲートインできるなんて奇跡に近いことだと思う。

オークスでも本命に推したアプリコットフィズを再度主力に推したい。春は馬体細化が心配で満足な調教ができずギリギリの状態だったが、この秋は栗東滞在で食いもいいようで確りとした調整が出来ている。札幌で古馬との戦いを制した辺りに成長の跡が伺えるし、何よりもこの馬の持味である器用さが淀の内回りに合いそうだ。母はマンハッタンカフェの全妹で秋にブレイクする可能性を秘めた血統でもある。ユタカ騎乗で人気になるだろうが、3番手でインピッタリ回り直線ユタカのムチに応えて抜出してくることを期待したい。

相手は先行力をフルに発揮できる淀の内回りコースならアグネスワルツだ。ローズＳは中盤流れが緩んだため後半の瞬発力勝負になり持味を発揮できなかったが、強気に平均ペースで引っ張れば直線平坦の淀なら最後まで持たせることが出来ると思う。ただ、BMSがヘクタープロテクターなのでどちらかと言うとトライアル血統でＧⅠでは底力に欠ける嫌いがあり少し評価を下げざるを得ない。

オウケンサクラもローズＳは展開が合わなかったが、平均以上で流れそうな淀の二千なら長くいい脚が使えそうだ。自分でペースが握れる逃げになれば気分良く走れるのでそのまま押し切る可能性もあるかも…。中山の小回りコースで重賞勝ちの実績もあり、母ランフォザドリーもは阪神二千の重賞を2勝しているように小回りコースに替わるのもプラスに作用しそうだ。

完成度の高さで春は二冠を取ったが、秋緒戦のローズＳを見ると幾分太目残りだったとしても直線の脚に春の勢いはなかったように見えた。母系がスプリンターの早熟血統なので既に成長力のある馬たちに追いつかれ追い越された可能性が高いと見たい。父キングカメハメハ産駒もどちらかと言うと広いコースのほうが向いているようで、小回りコースに替わるのは必ずしもプラス材料では無いように思う。一応連下に取っておくが直線伸びあぐねて馬群に沈むシーンもあるかも？

春は飼い食いが悪く強い調教が出来なかったエーシンリターンズもリフレッシュされて馬体に実が入ってきたようだが、ローズＳで一端先頭に出る勢いで最後止まったとこをみると幾分距離が長いようだ。更に距離が延びる今回は不安もあるが、小回りなら流れ次第では食い込んでくる可能性もあると見て連下に取っておく。

2月時点で選んだベストクルーズはさすがに二千は距離が長いかもしれないが、京都コースだと妙にレースが巧いので最内枠を利して3着なんてこともあるかと思い候補に上げておきたい。

わからないのがサンテミリオンだ。調教や状態は低い評価のようで、しかも長距離輸送のぶっつけでヤネも乗り慣れたノリから若手のテン乗り。オークス回顧で秋華賞では上がりが速くなると苦戦するかもと書いたが、平均ペースが予想されるので持続力のあるこの馬に向くレースになりそうだ。とすると幾多のマイナス要素があっても、成長力のあるゼンノロブロイ産駒の底力と古賀調教師の手腕を信じて見るのもありかと思いバクダン評価とするがパドックを見て考えを変える可能性もある。

　まとめると