スワンＳ 回顧

KeyHoleTVでラジオ関西の競馬実況を聞いていたら、パドック解説でマルカフェニックス万全、マイネルレーニア良化していないと言っていた。馬場も当初想定の重に悪化せず良だったので、△マイネルレーニアを外しマルカフェニックスを入れて◎（ファリダット）と〇（ショウナンアルバ）から馬連7点買った。結果、小生の予想を参考にされた方には大変申し訳ないのですが、際どい写真判定ながら馬連が当たったと言う訳なの…。

              　　　　　　　天候；　　 馬場；良
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　　　 マルカフェニックス　　　1:21.0　　前半3F 34.6
　〇　ショウナンアルバ　　　　１ 1/2　　 上り4F 46.4 - 3F 34.7
　△　ジョーカプチーノ　　　　  ハナ
　　　 アーバニティ　　　　　　 １ 1/2
　　　 グランプリエンゼル　　　クビ
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馬券　（小さい声で…）馬連的中！

それにしても、今やどこに居てもインターネットで関西地区のテレビも見られラジオも聞けるので便利だわァ～。画質、音質は良くないけど競馬実況程度なら十分だし…。そんなことしていないで“グリーンチャネルに加入しろ”なんていう意見は却下ね。あんなものは無料で競馬ファンに提供すべきものだよ。

昨年のダービー以来のジョーカプチーノが先手を取った。各ハロン毎のタイムがここ5年で最も遅いスローな流れ。残り600の標識でも2番手に2馬身、そこから3番手集団は4馬身程後だった。　3番手集団の先団にいたマルカフェニックスが残り200で抜出して余裕のゴール。時計もここ5年で最も悪く、翌日の準オープンと比べても馬場差を考えれば見劣りし、頭打ちのメンバーによる低レベルなＧ２と言っていいだろう。当然のことだがマイルＣＳで通用するような馬は居なかったように思う。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                　 3f  -4f  -5f  =4f  -3f
2010年　マルカフェニックス　 1分21秒0　良　34.6-46.3-57.9=46.4-34.7
2009年　キンシャサノキセキ　1分20秒3　良　34.7-46.1-57.2=45.6-34.2
2008年　マイネルレーニア　　1分19秒9　良　34.3-45.4-56.3=45.6-34.5
2007年　スーパーホーネット　1分20秒7　稍　33.7-45.2-56.8=47.0-35.5
2006年　プリサイスマシン　　 1分20秒3　良　34.5-45.8-56.8=45.8-34.5

日曜10R1600万下長岡京Ｓ
　　　　     スプリングソング　　1分21秒7　稍　34.3-46.0-57.6=47.4-35.7

阪神Ｃに次いで重賞２勝目をあげたマルカフェニックスだが、今日の所は相手に恵まれての勝利と言ってもいいのでは…。この馬が好走するのは千四のレースだけで、他の距離では短くとも長くとも最近は掲示板にさえ載らないのだから、千四のスペシャリストなのかも？　となると暮れの阪神Ｃ狙いになるだろうが、58K背負って＋38Kで3着したジョーカプチーノに逆転される可能性が高いと思う。

2着のショウナンアルバは後方3番手からの競馬で、直線は上手く馬群を捌いて伸びてきた。スムーズならこれ位走って当然の馬である。何たって共同通信杯を勝ち、スプリングＳ3着の実績馬なのだから。距離短縮してから切味と瞬発力を生かせる競馬が身についてきたようなので、短距離重賞の常連になるかも？

やはりＧ１馬は格が違う。17ヶ月の休み明けのジョーカプチーノは楽に先手を取り、4角からアーリーロブストに後を突っつかれ直線で一旦先頭を奪われたが、そこから二枚腰で振り切った。さすがにマルカの末脚には屈したが、底力のあるところを見せ付けた。ＮＨＫマイルを当時のレコードで勝ったほどのスピード馬なので、復調してくればＧ２あたりなら軽く勝てると思う。この秋の短距離戦線での注目馬になりそうだ。

1番人気のエーシンフォワードは持味の先行もできず0.6差の8着。最も得意とする距離で掲示板を外すようでは、能力が頭打ちで衰えが来ているのかも？　Storm Cat系なので一度落ち込むと立ち直りは難しいかも…。

本命に推したファリダットは外枠で前に馬を置けずスローペースのため折り合いを欠いてしまったようだ。相変わらず乗り方の難しい馬のようだ。能力はあるんだが…。

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