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エリザベス女王杯 予想 [競馬]

今週から年末の有馬記念までG1が続き秋競馬も佳境に入ってきた。円高もあるのだろうが今年はJC出走を表明している外国馬も多く、騎手も馴染みのデムーロ、ルメールをはじめとしてムーア、スミヨンと世界の名手が集まってくる。国際色豊かな秋競馬が期待できそうだ。[soon]

逃げるのはテイエムプリキュアで昨年のように後続を引離した逃げになると思う。今日の比叡Sのシゲルタックを見ると昨年の二の舞も考えられるが、今年は直前の10Rに同じ距離のドンカスターSが組まれており“仕掛けが遅れてはマズイ”との意識が騎手にもあると思うので、昨年のようなことはまず起こらないと見たい。テイエムの逃げはいつものように平均ペースだろうが早めに捉まえにくる馬もいると見て澱みのない流れになるのではないだろうか? 推定タイムは良で2分12秒台か…。

2000年にクイーンSが古馬との混合戦になって以来3歳馬が連対した年は4度あるが、その年のエリザベス女王杯では3歳馬が3度勝利し残りの一度も2着に来ている。今年のクイーンSは3歳馬アプリコットフィズが勝っている。秋の重賞戦線でも天皇賞・秋はオウケンサクラが4着、府中牝馬Sはスマートシルエットが3着と3歳牝馬が掲示板に載って来ている。三冠馬が出現する世代は他の馬が弱いことが多いが、夏から秋の一連の古馬とのレースから今年の3歳牝馬世代に限ってはそれが当てはまらず全体的にレベルが高いと見ていいのでは?

秋華賞では不様なレースをしたサンテミリオンは短期間で立て直せたかの疑問は少し残るが、ひと叩きして間違いなく体調は上向いているし、ヤネにデムーロを配してきたあたりに巻き返しの意欲が見て取れる。距離が延びるのもプラス材料でアパパネを負かせるとしたら日本馬ではこの馬だろう。

英、愛オークス馬のスノーフェアリーを2番手の評価にする。戦績から昨年4着のシャラナヤよりは数段格上で、夏から秋にかけて欧州で古馬に揉まれてきた底力に期待したい。京都の高速芝への適応力がカギになるが、父IntikhabはRoberto系Red Ransomの直仔なのでロックドゥカンブをイメージすれば京都の軽い芝もこなせると思う。

三冠馬アパパネはどうしても母系のスプリンター色が気になる。オークスを勝っているので問題ないとも思われるが、最も苦戦したレースなのも事実だし、潜んでいた血統的なモノが表れてくる頃かも知れない。ピッチ走法の馬なので今回も器用に立ち回り距離延長を感じさせないかもしれないが、ここは一枚割引いてダークホースにする。

澱みのない流れの京都の外回りコースならメイショウベルーガも軽視できないが、5歳牝馬世代は最近では最もレベルの低い世代であるので連下の評価でいいと思う。強いブエナビスタ世代ではヴィクトリアマイルで互角の勝負をしたヒカリアマランサスが筆頭格で京都コースなら実績のない距離でも連下に取っておきたい。

 まとめると

11506010.gif◎ サンテミリオン
〇 スノーフェアリー
▲ アパパネ
△ メイショウベルーガ ヒカリアマランサス

馬券は◎を軸にした馬連と3連単にする。


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コメント 2

ドリームCB750

◎アーヴェイ
〇サンテミリオン
▲スノーフェアリー
なんと上位3頭中2頭が同じとは心強い!なんとか当てて、G1戦の資金を稼ぎたいですねぇ。
by ドリームCB750 (2010-11-13 23:55) 

miharukoma

>ドリームCB750 さん

お互い上手く行きませんでしたが、今週マイルCSで
取り返しましょう。

by miharukoma (2010-11-16 20:31) 

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