ジャパンカップ・ダート 予想

昨年秋から古馬のダートＧ１(交流Ｇ１も含む)戦線で勝っているのはエスポワールシチー、サクセスブロッケン、ヴァーミリアン、フリオーソ、オーロマイスター、サマーウィンド、スマートファルコンだが、ヴァーミリアン、フリオーソ以外は5歳世代である。4歳世代はテスタマッタとシルクメビウスの離された2着が最高の着順である。ダートＧ１馬を出していない世代が人気になっているが、世代交代が進んでいないので人気ほど信頼性は高くないと思う。

トランセンドの単騎逃げになると思うが、同一馬主のラヴェリータ、初ダートのアリゼオ、大外のオーロマイスターなどが差なく追走するので、Ｇ１特有の息のつけない流れになるのでは？　推定タイムは良で1分49秒台か？

本来なら強い5歳世代で阪神ダートに実績のあるキングスエンブレム、ダイシンオレンジあたりから入りたいところだが、ピークでなかったにしてもヴァーミリアンでさえ3着に敗れていることからミスプロ系産駒を主力には取り難い。

古馬陣に一長一短あるので、ここは思い切ってダート戦線でも世代交代を期待して3歳世代を主力に抜擢する。バーディバーディはブライアンズタイムにBMSがミスプロ系のSeeking the Gold、祖母の父がPleasant Colonyだから父系、母系にRibotの血が流れている底力のある血統であり大化けしても不思議ではない。ここ二戦古馬と対戦してイマイチの成績だが、着実に勝馬との差を詰めてきての叩き3戦目、攻め馬状態も良く一発の匂いが漂ってくる。

初ダートがＧ１のアリゼオは常識的には相当厳しいだろうが、シンボリクリスエスにBMSフジキセキなら血統的にもダート適性は折紙つきで、実際調教でも素質の一端を見せているようだ。それに芝だが千八の重賞を2勝している距離適性も魅力だ。クロフネのように芝でもダートでも同じスピードで走れる馬になれるかも？

ダークホースはみやこＳを叩いて上積みが見込めるダイシンオレンジにしたい。得意の京都とは言え春のアンタレスＳではシルクメビウスやトランセンドを寄せ付けない強さを見せている。阪神だと少し割引く必要があるが、アグネスデジタル産駒の阪神ダート成績は優秀なので気にする必要がないかも…。

連下にはみやこＳではトランセンドに敗れたが、1Kの斤量差があり勝負所で包まれる不利があった為で今度は先着を許すとは思えないキングスエンブレム、そして昨年の2着馬でコーナー4つある小回りコースを滅法得意とするステイゴールド産駒のシルクメビウスの2頭を取っておきたい。

　まとめると

◎　バーディバーディ
〇　アリゼオ
▲　ダイシンオレンジ
△　シルクメビウス　キングスエンブレム

馬券は◎〇を軸にした馬連を主力に3連単も少し買いたい。

タグ：ジャパンカップ・ダート ＪＣダート バーディバーディ

コメント 2

ステイヤーズは申し訳ありません。私が本命・対抗を同じにしてしまったからですかね？今度は違うので安心して下さい。（笑）
しかしジャパンカップなのに外国馬が1頭もいないとは・・・。

私は、GⅡ2勝、強い3歳馬、一流騎手、未知の魅力と言う理由で、7番アリゼオが本命、ブリーダーズでカネヒキリに勝ったシルクメビウスが対抗です。良い週末を。

by ドリームCB750 (2010-12-04 21:00) 

＞ドリームCB750 さん

いやいや、めったに当たらない私の予想ですからドリームCB750 さんこそ迷惑したのでは…(笑)

ＪＣダートは軽視した4歳勢にやられちゃった。それにしてもアリゼオは出遅れて砂をかぶり、最後はヨタヨタ。ショックが尾を引かないことを祈りたいですね。
by miharukoma (2010-12-06 22:48)