フェブラリーS 予想 [競馬]
エスポワールシチーもスマートファルコンもいないので少し気の抜けたビールのようなG1だが、素質豊かな馬もいるのでダートの新たなスターホースが誕生するかもしれない。ドバイ遠征するトランセンドの送別レースにしてやりたい気もするが、府中のマイルダートを逃げ切れないようではドバイで通用しないだろうなぁ~。
トランセンド、フリオーソのハナ争いだろう。下馬評ではシンジが行きデムーロが2番手の並びになるようだ。マチカネニホンバレ、ダノンカモンなど先行馬が揃ってはいるが積極的に尻を突っつくタイプではないのでG1としては緩めの流れになるのでは…。
馬場状態は良に回復するだろうがパサパサのダートにはなりえずグリップが利く走りやすい状態が予想され、4角まで比較的流れが落ち着きそうなので直線の決め手勝負に持ち込まれると見たい。推定タイムは1分35秒5前後と見る。
根岸S組ではダノンカモンが距離・コース適性から最右翼と見ていたが、直線の瞬発力勝負となると決め手が甘い馬なので一縷の不安が湧いてくる。安定した力を持っているので馬券は外さないと見て対抗の評価にしたい。
替わって主力に取り上げたいのは瞬発力勝負に強そうなシルクメビウスだ。不良馬場のユニコーンSで上り35.5の末脚でまとめて差し切った内容からしても、府中の脚抜きのいい馬場なら持味の瞬発力をフルに発揮できる舞台だろう。当日のイレ込みには注意したいのでパドックでのチェックは必要になるが…。
コスモファントムは芝・ダート兼用タイプだが、父はSeattle Slew系のStephan Got Evenなので血統面からはダート向きで距離もマイルが最も合うように思う。昨年2着のテスタマッタ(父Tapit)、一昨年2着のカジノドライヴ(父Mineshaft)もSeattle Slew系なのでコスモファントムも恐らく府中のダートは向いているだろう。芝では決め手を欠いてもダートならその心配は無く先行しての粘り強さがあるのでダークホースにしたい。
ここ2戦のG1で力をつけてきたバーディバーディも勢いがあるので連下に取っておきたい。父ブライアンズタイムなのでどちらかと言うとやや力の要るダート向きかもしれないが、上手く先団のインで脚を溜められればチャンスがあるかも?
平安Sでは最内枠に泣いたマチカネニホンバレだが今度は大外枠なのでノビノビ走れそうだ。フットワークが大きい馬でグリップが利くダートを得意としているので格下でも今の府中ダートなら好走できる可能性もあると見て連下に押さえておく。
まとめると
◎ シルクメビウス
〇 ダノンカモン
▲ コスモファントム
△ バーディバーディ マチカネニホンバレ
馬券は◎〇軸の馬連と3連単にする。
コメント 0